瑞香ちゃんは、異世界から来た鬼とかいう生命体も交えて邪魂を滅します。【文スト】【銀魂】【鬼滅の刃】

４瑞香ちゃん ページ5

.


『ハーイ、うぇるかむとぅーまいはぁーうす！！』

無惨「何だそれは」

『異国の国のことば』

童磨「自国の言葉使おうぜ？？」

黒死牟「……日本語に……すると…………？」

『ハーイ、私の家へようこそ！！』

猗窩座「最初からそう言え」

童磨「っていうか“ハーイ”も言うんだね…」

『完璧クオリティーを求めるのがAスタイル』

無惨「くおりてぃーとすたいるは？？」

『クオリティーは質とか品質みたいな。スタイルは様式のこと』

童磨「これいちいち聞かなきゃなの面倒だね」

『でも“完璧品質を求めるのがA様式”っていうのめんど』

猗窩座「その調子じゃそのうち食事するのも面倒臭いと言い出しそうだな」

『……それは壱館の110号室に言う人が既にいるよ』

ま、特にやる気ないときだけだけどね。

黒死牟「………怠慢……だな……」

『……ﾌﾌｯ…あの人……言われてやがりますね……(笑)』

時計を見ると、既に夜の7時。

壱・弐館への挨拶とかは明日にして、ご飯を作ることにした。

『ご飯何がいい〜？』

無惨「……なんでもいい」

『それが一番困るわ』

童磨「ハイハーイ！酒！！」

『ご飯って言ったよな？？』

猗窩座「……魚料理以外」

『逆になんで？？』

黒死牟「……食べられる……もの…」

『逆に食べられないもの食わすと思った？？？』

無惨「ええい、本当に何でもいいわ！！」

『分かった分かったって。

……じゃあオムライスね』

無惨「……おむ……？」

『ライス』

黒死牟「……食べられる……のか……？」

『食べれるってば』

童磨「え〜？せっかく人間の食べ物食べれるから酒飲みたいのにー……」

『じゃあお酒はご飯食べたらね』

童磨「え？Aちゃん家お酒あるの？？」

『うんあたしも飲むし』



「「「「…………は？」」」」

童磨「え？お酒って二十歳からじゃなかった？？」

猗窩座「この世界は違うのか？」

無惨「は？」

黒死牟「未成年飲酒……か……」

『いや別にいいじゃんかぁ、一年くらい早めても！！日本酒好きなんだよねぇ』

猗窩座「法律違反だ」

『鬼が法律違反を語るとは』

黒死牟「成長期だぞ………成長……しなくなる……」

『これ以上背伸びないんで！』

童磨「不妊症になるよ〜？」

『セクハラと受け取るべき？？』

無惨「……飲みすぎるなよ」

『はーい』

そんな声を背に受けながらオムライスを作る。

久しぶりに作るオムライスは、案外簡単だった。

.

作者の襲来（必読）→←３瑞香ちゃん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す