ヒヨコが1羽

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YR「ふ〜ん、そんな事聞かれたんだ。それは大変だったね」


「そうだよ〜なんで彼女になるの？私みたいなのより断然綺麗な女の人が彼女だと普通はそう思うでしょ？」


YR「でもお弁当渡したし、スンチョル先輩ってずっと購買か食堂だったんでしょ？それがいきなりAのお弁当受け取ってたら彼女だって思うんじゃない？」


それにあの先輩モテるし、と


確かにいきなりなんの影もなかった私がスンチョル先輩にお弁当を渡せば好きな人は彼女だと思うのか……


どうしよう、、スンチョル先輩モテるから好きな人なんていっぱいいるよね…私その人達の前でお弁当渡したかもしれないんだよね……


「スンチョル先輩が好きな人達のこと傷つけてたらどうしよう……」


YR「えそっち？Aなんで相手のこと心配してんのよ、、、」



自分の心配しとかないと！って



「わたし？なんで私の心配なの？」


YR「そんなの決まってるじゃない、ここには大勢の女子がいてあの先輩が好きな女子も沢山いたら、反抗の目を向けられるのはあんただよ」



「うそ、、それ完全にフラグじゃない？」


YR「そうならない為にもお弁当もう辞めたら？」


「それは出来ないよ！先輩が要らないって言うまで作る義務があるし、、」


YR「まぁ程々にしときなよ。あの先輩ほんとにモテるんだから」


「うん、そうする。でも学校じゃあんまり話さないし大丈夫だよね？」


YR「分かんないわよ、もうすぐ体育祭があるから。でもまぁ1番安全になるにはあんたに彼氏が出来ることね」



そうだ。もうすぐ体育祭だ……

この学校で初めての行事、盛り上がるんだっけ？


それに彼氏か〜


「いつかはほしいな…」


いつかね

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