この世界のどこか。

７話 ページ10

怒ってんな、かなり。









サンジ「黙って見てりゃ……レディーに下衆な事しやがって……！」









ゾロ「おい、刀には刀だ。あいつらは俺が斬る。」








お前もかゾロ。剣豪の血が騒ぐってかオイ。








ルフィ「ズリぃぞ！俺だって戦いてぇ！！」









あぁもういいや。








ナミ「あんた達うるっさいのよ……！」









でもほんとに、いつ手錠外そっかな……









ロビン「もう少しこの状況を見てみましょう。」









ロビンの言葉で何とかその場は収まったものの、





三人ともまだうずうずしてる









産屋敷「人を襲わないという保証ができない。証明ができない」






オヤカタサマは未だに表情も声も揺らがない







産屋敷「ただ、人を襲うということもまた証明ができない。



禰豆子が二年以上もの間、人を喰わずにいるという事実があり



禰豆子のために三人の者の命が懸けられている。


これを否定するためには、否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない。」









麦わら「「…………」」









剣士たちが言葉に詰まった

説得力のあるオヤカタサマの言い分に言い返す事ができないようだ









その後も、炭治郎くんが"キブツジ"と遭遇しただの何だのでまた騒がしくなったものの、




オヤカタサマのジェスチャーでピタッと止んだ。









てかこの話いつまで続くんだよ。









不死川「証明しますよ俺が、鬼という物の醜さを！」









ん？あいつ自分の腕切って何してんだ？





血を、箱の上に垂らして……







不死川「オイ鬼！！飯の時間だぞ、喰らいつけ！！」









なるほど、


鬼は血に反応するのか。








でも禰豆子ちゃんは出てこない。









伊黒「日陰に行かねば鬼は出て来ない」







鬼は日向にも出られないのか……









不死川「お館様、失礼仕る」









傷だらけの男は屋敷の中に飛び込んだ。





炭治郎くんは、

口に包帯を巻いた男に強く押さえられているも、

抵抗を続けている






ありゃまずいな、内蔵がやられる









……よし。









『……ねえ、』









僕達は海賊だ








自由が取り柄の海賊だ









いつまでも、黙って待ってると思ったら









『…そろそろいいんじゃない？船長。』









ルフィ「あぁそうだな！」









大間違いなんだよ。

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