会見 ページ2
JN「急いでー！もうすぐマネヒョン着くよ！」
RM「あっ、ネクタイピン壊れた…」
SG「要らないんじゃ？」
JH「顔がめっちゃ浮腫んでる！！」
JM「昨日ジャージャー麺食べてたからですよぉ！」
TH「ネクタイが無い！」
JK「そこにあるじゃないですか」
会見当日の宿舎は、いつもより騒がしかった
僕はというと
「…………」
まだ実感が湧かない
芸能界なんて自分とは無関係だと思っていたのに、ましてやアイドルなんて
何も分からないから、こういう時どういう感情で居ればいいのかも分からない
そんなことを考えながら
相変わらず首元のネクタイを結べずにいると
JK「……おい」
ジョングクさんに手招きされ、恐る恐る近づく
「何でしょうか」
JK「結べないなら、頼めよ、」
俺が結んでやる、から……
そう言って僕のネクタイを手際良く結んでいく
「…耳が赤いです、熱ありますか？」
JK「こ、ここれは、今、あ、暑いからで…」
「…そうですか」
今日は少し肌寒いけど…
JK「…ん、終わった」
「ありがとうございます」
TH「わぁ、Aはスーツも似合うね〜！」
「わ…！」
後ろからガバッと抱きついて来たテヒョンさんによろけそうになる
JK「ちょ、ヒョン！」
TH「A、すごくいい匂い！」
頭の上でスンスンと匂いを嗅ぐ音が聞こえる
いつまで抱き着いてるんだろう
JK「離れて下さい！」
TH「やだ〜」
JM「や〜弟取られて妬いてんの〜？笑」
JK「そ、そんなんじゃ！」
SG「あいつ華奢なんじゃないか？」
RM「これからです」
JH「食べさせないと！」
JN「マネヒョン着いたって！出るよ！」
「「はーい」」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
JK「緊張してる？」
「分かりません」
小声で聞かれた問いに、正直に伝える
JK「そ、そっか」
移動する車の中でも実感が湧かない
皆さんの方が緊張していて、申し訳ない
TH「大丈夫、1人じゃない」
右側に座るテヒョンさんに、右手をそっと握られる
「ありがとうございます」
JK「…………」
握られたままの手を見て、テヒョンさんは暖かい人なんだろうな…と思っていた矢先
「……！」
左隣のジョングクさんにも手を握られる
どうして緊張しないのかも、これからどうなるのかも、何で手を握られるかも、何も分からないけど
何も言わず窓の外を眺めるジョングクさんの耳が赤いのと
2人の手が酷く温かいのだけは、分かった
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真理亜 - 続きを待っています。頑張って下さい (4月1日 22時) (
レス) @page12 id: 2ba0617eeb (このIDを非表示/違反報告)
チャン(プロフ) - 続きが気になりすぎる（ ; ; ） (2月8日 17時) (レス) @page10 id: ecab7ed746 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 今1番大好きな小説です、続きを楽しみにワクワクしてます、素敵な小説を作ってくれてありがとうございます(*^^*) (10月3日 14時) (レス) @page2 id: 06d8f4ff44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：v.moff | 作成日時：2023年6月10日 14時
