五話 ページ6
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「あーでも、ただ保護するだけじゃないよ、それに保護ってのは建前みたいなもので本当は早く立派な呪術師になってもらいたいんだ!もちろん勉学も学べるよ」
『呪術師に…私が』
大切な人を守ってあげてーー
ふと母さんの声が聞こえたような気がした
私は父さんの手を握りしめる
『父さん!私、東京に行く』
「A…」
『東京に行って呪術師になる!そして、父さんを守るから!』
ぎゅっと握っている手に力が入る
私が弱いせいで母さんを守れなかった、だからってこのまま父さんまで守れないなんて絶対嫌だ
二度と大切な人を失わないように強くなる
握っていた手をあったかくて私より大きい手が包む、父さんを見れば先程と違い優しく微笑む父
「俺はAが選んだ道を否定したりはしないよ、呪術師になって色んな人を助けてあげなさい」
『父さん、ありがと』
「少し寂しくなっちゃうけど、大丈夫!父さんこう見えて強いんだからな!」
『!!』
父さんも私も親指を立てて互いに笑い合った
そしてその夜、封印が解かれる前に私と五条悟は東京に向けて足を運んだのであった
『私、悟の事先生なんて呼ばないから』
「えー!なんで!?てか、呼び捨て!?」
『生徒にセクハラする奴は教師として終わってるからだよ!!!』
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話のキリが悪かったのと、短くてすいません!!
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作者名:どく。 | 作成日時:2022年10月4日 14時