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出会いは本当に突然だった。
それは高校生になりたての16歳の時。
コンビニでアルバイトをしていた私。
私と同じ制服を着た1人の男子生徒がよくこのコンビニに来店した。
来る時間と来る日にちは大体同じだった。
大体いつも同じものを買って行った。
そして決まって少年マンガを立ち読みしていった。
今思えば、漫画を読む横顔に私はいつの日か心を奪われていたのかもしれない。
「ただの常連さん」としか認識していなかったけれど
「ちゃんと話してみたい」と思うようになっていった。
そんなある日、彼がいつも読んでいる漫画の最新号が
店頭に並んだ日に彼はお店に来た。
A「…あのっ!…いつも読まれてるマンガの最新号、
今日からお店に置いてます…!」
勇気を振り絞って声をかければ、彼は一瞬
びっくりした顔をして
和 「それをわざわざ伝えにきてくれたん?笑
めっちゃ優しい子やな〜ありがとな?」
なんて微笑みながら私に言ったの。
その笑顔に私は一瞬で恋に落ちた。
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作者名:もふ | 作成日時:2022年10月22日 0時