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「お邪魔しまーす」
「ん」
今日は喫茶店でお喋り………のはずだったけど予定がズレて鮪の家にいます。
「ごめんね、喫茶店行けなくて」
「構わんて」
「………」
「……あの、俺東京行ってな、ライブすんねん」
「ライブならFUZZでしてるじゃん」
「そやけどFUZZよりもっと大きいとこで」
「…へぇ」
「で、フェスにも出て」
「ひたちなか？」
「も含めてもっと」
「そっか」
「CDも作る」
「なんか…すごいね」
何故か涙が溢れてきて、
堪えようと思えば思うほど溢れてきて止まらなくて、
こぼれた。
「え、どした!?」
「なんでもない…」
心配性の鮪が珍しく聞きまくることなく、ただ静かに私の背中をさすった。
嬉しいことのはずなのに、聞きまくる鮪がいないことがたまらなく不安で辛かった。
「どうして……」
「ん？」
「なんで聞いてくれへんの？」
「な、なんで？」
「いつもならもっと心配してくれるやん」
「その方が嫌かと思ってん」
不意に虚無感に包まれて声を出して泣いた。
「どしたん、今日。なんかあったん？」
「……ごめん。また連絡する」
このままじゃ何もなくなって仕舞いそうで、一人で部屋を飛び出した。
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もふこ(プロフ) - 流生さん» おお、ありがとうございます！他の作品もあるので興味があれば遊びに来てくださいね(* ´ ▽ ` *) (2016年4月2日 1時) (
レス) id: 89dfb654f0 (このIDを非表示/違反報告)
流生(プロフ) - すごく面白かったです！ (2016年4月1日 12時) (レス) id: eb29804ce2 (このIDを非表示/違反報告)
もふこ(プロフ) - ひろみ(元さと)さん» まじ!ありがとー！ (2016年3月20日 19時) (レス) id: 89dfb654f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(元さと) - もふこちゃーん、めちゃ感動したー！ (2016年3月20日 5時) (レス) id: cb58f924dc (このIDを非表示/違反報告)
もふこ(プロフ) - さとさん» ありがとうございます！嬉しいです( *・ω・)ノ (2016年1月2日 22時) (レス) id: 89dfb654f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふこ | 作成日時：2015年12月19日 14時
