六つ子の妹は監督生。

★&美女薬 ページ39

『えーと……これとこれを
大釜にぶち込んで……』



今は魔法薬学の授業中。

今回は変身薬を作るらしい。

デ「お、おい…分量計らなくて
大丈夫か？」

今日はデュースとペアだ。



『いいって大体で!
んじゃ、かき混ぜますか！
まーぜまぜ♪まーぜまぜ♪』


ﾎﾞｩﾝ!!

派手な音と共に煙が噴き出した。


『よし！完成!』

デ「って監督生………これ、
なんか他のみんなと色が違うような…」

『えっ？』


ホントだ。他のみんなの変身薬は
紫色なのに、私達の変身薬は
何故か水色だった。

デ「やっぱりちゃんと計らなかった
からじゃないか？」

『明らかに変身薬……じゃないよね。
一体何を作ってしまったんだ私は？』




クルーウェル先生に後で
この薬を見せたところ、
どうやら変身薬ではなく、
誰でも可愛い女の子になれる
美女薬を作ってしまったということが
判明した。



『美女薬ねぇ…………
なーんか見たことある色だなと
思ったけど、あれか、デカパン博士が
作ったヤツに似てるのか。』


以前、おそ松兄さん達は
美女薬を飲んだイヤミさん達に
騙されて、金を巻き上げられたらしい。

………そう教えてくれたチビ太さんは
何故か震えていたけど。





『あ、そうだ！いいこと
思いついちゃったよん！』






エ「監督生〜そんなところで
何して…………え？」



【レンタル彼女 一回 1000マドル】



エ「は………？」

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