★&たった一つの願い ページ11
※星イベのネタバレ注意！※
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『願い……ねぇ。』
エース達の話によると、
もうすぐ星送りという
ツイステッドワンダーランドの
伝統行事が、学園で行われるらしい。
毎年選ばれたスターゲイザー達は
願いを込めた願い星を大樹に飾りつけ、
その下で舞を踊るんだとか……
『結構ロマンチックなんだなぁ……
わりと好きだわ、そういうの。』
エ「へぇ〜、お前結構サバサバ
してるから、そういうの興味ない
のかと思ったわ(笑)」
『エース、お前後で屋上な？(#^ω^)』
そして、その星送りに使う
願い星が配られた。
私はグリムと二人で一人の生徒だから、
願い星は一つ。
『グリムが使っていいよ。』
願い星はグリムに譲ることにした。
グ「オレサマは………」
立派な大魔法士になる、か……。
グリムらしいな。
【星送り最終日……】
デ「監督生!」
デュースが駆け寄ってきた。
彼は今年のスターゲイザーに
選ばれたから、星送りの衣を着てる。
さすがイケメン。何着ても似合うとか
羨ましいわ、ホント。
『……綺麗だね、願い星。』
オルト君が宇宙から撒いたみんなの
願い星が降り注いでくる。
流れ星みたいだ……。
デ「監督生は何か、
願い事とかあったのか？」
ふと、デュースがそんなことを聞いた。
『…………私だったら、』
どうせ叶わない願いなら………
言ってもいいよね。
『………あの頃の兄妹に戻れます
ように………かな。』
小さかった時の、
みんな仲良しだったあの頃みたいに………
デ「兄妹って……監督生、
兄貴いるのか？」
『はは……さぁ？どうでしょう？』
不思議そうなデュースに、
私はそう笑って誤魔化した。
兄さん達について、
あまり言いたくなかったんだ。
ってか自分の兄達が20歳超えた大人で、
未だに親のスネかじって生きてる
六人のDTクズニートだなんて
同級生に言えるワケなくない?ねぇ?
デ「監督生の願い、叶うといいな。」
『…………そうだね。』
……叶うわけ、ないんだけどさ。
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猫クミ - 好きなゲームと好きなアニメ…ヤベェ(鼻血) (2020年11月22日 6時) (
レス) id: 0d82001a7a (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 美女薬であろうが何であろうがinstockしちゃうサムさんほんとすこ (2020年10月6日 8時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
沙華猫(プロフ) - スカラビアすごい…！！(小並感) (2020年10月5日 19時) (レス) id: 6717e43314 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - いや男子校で美女薬って皆エペルくん化するやん......イケメン→かわゆい (2020年10月5日 19時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - あなたが神か。 (2020年10月4日 22時) (レス) id: 6125e9c7ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イドラのドール | 作成日時：2020年9月18日 21時
