首枷 ページ7
キ「エラー！？
なんでここにいんの！？
え、ってか…………
ここどこ？？」
驚いて声の主に膝立ちで近寄ると、
彼は座ったままボクをジト目で見てくる。
エ「知ルか。そんナのこっチが聞きたイクらイだ。」
エラーをそう言ってため息をつくと、
足を組み直して続けた。
エ「あのクソインクと一戦交えテた最中、
急にベリー達が抱きツいてキてよ……
接触恐怖症でERROR起こシてるとこロを、
ここに運び込マれたっテワけだ。
おまケにこンな変なモンまデつけヤがって……」
キ「なんなのこれ？どういうわけか
魔法使えなくなってるし…………」
そういいながら、自分達の首についている
首枷に視線を移す。
エ「…………恐らくだが、こノ首枷をつケラれた
奴は、魔法が使えナクナるらシい。」
キ「はぁああああっ！！？」
ボクの悲鳴にも近い声が、広い天井に反響する。
エ「コれヲつけた奴がそウ言ッてたのを聞イた。」
キ「冷静に言わないでくれるエラー!!?
え、ええええ？マジ！？マジで！？
ちょ、ヤバくない！？だって、ボクらの
戦闘スタイルって、ほぼ魔法とか魔力に
頼ってるよね！？え、詰むくない！？」
あわあわしてるボクの隣でエラーは冷静に言う。
エ「……………お前、コこに来る前の出来事、
思い出セルか？」
キ「え？うーんと………確か……………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空碧(プロフ) - 続編おめでとうございます！いやぁ〜、神ですわ〜。これからも頑張ってください！ (2022年9月7日 22時) (
レス) @page2 id: 14b4ab7139 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イドラのドール | 作成日時：2022年9月7日 16時
