体力に定評のある監督生 ページ4
《エース視点》
数分後、オレらはなんとか鏡舎の前に
たどり着いた。
エ「ハァ……ハァッ…………
(；´Д｀)」
デ「し、死ぬかと思ったぞ………」
まさか学園内でこんな冒険するとは
思わなかった…………
なんとかユウが下からロープ柵に引っ掛けた
おかげで上まで上がってこれたけど……
いや滝の上からそのまま滝壺に落ちることに
なるって聞いた瞬間生きた心地がしなかったわ……
ユウはホントなんなんだよ…………
オレとデュースは地面に両手をついて
ゼェゼェと肩で息してるし、
サンズに至っては骨だけに屍(気絶)になってる。
なのに明らかにオレらより華奢なハズの
アイツだけが横でピンピンしてる。
……なんか挫けそう。
そんな中、ユウは気を失っているサンズを
起こそうと軽く頭をはたいた。
『サンズー！目を覚ませー!!
悪霊退散死者蘇生!!』ﾊﾟｼｯ
サ「ｳﾞｯ」
ちょっと待ってなんか今ﾄﾞｩﾝって
ダメージ食らった音聞こえたんだけど。
サ「……………………。」
意識が戻ったような反応はしたけど、
乱暴に起こされて不貞腐れたのか
気絶したままのフリしてるぞコイツ………
サ「……………………。」
『…………………。』
サ「…………………………………。」
『………………。うん、脈なし！
エース先生！ご臨終です！！
戦力外なんで置いていきましょう！』ｸﾙｯ
サ「おい」ｶﾞｼｯ
隣にひざまずいててクルッとこっちに
駆け寄ろうとしたユウの左手首を、
それまで反応しなかったサンズが
ガシッと掴んだ。
『ンフフwww(サンズ可愛い…………)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空碧(プロフ) - 続編おめでとうございます！いやぁ〜、神ですわ〜。これからも頑張ってください！ (2022年9月7日 22時) (
レス) @page2 id: 14b4ab7139 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イドラのドール | 作成日時：2022年9月7日 16時
