モトキ総受け☆のはず… ページ11
モトキside
『ちょっと…皆どうしたの？(苦笑)それ…まず置こ？』
今、どんな状況か？
仲間が狂いました…
片手に…手錠だの、ロープだの…
何でだろう…(流石ノーリアクション…)
『何かのドッキリ？』
シ｢モトキくん…それは違うよ？正真正銘の俺達からの…愛情表現、ね♪｣ﾆｺ
『間違ってるよ。俺達は、大切な仲間…それは、違う』
ぺ｢なんでよ…こんなにモトキが好きなのに？好き…なの…に？｣
ダメ…コイツらには"正気"が…ない。
ジリジリと、迫ってきて…俺は後ずさる…
『落ち着こう？』
ダ｢は？落ち着けるわけねぇーだろ？だって…お前、今逃げようとしてるし…早く…閉じコメたインだから…｣
逃げろ…
本能がそう告げる。
ドアの方に顔を向け…逃げようとする…
周りがスローモーションのようにゆっくりになる。
バシッと腕が掴まれ。
仲間だから…倒したくない
仲間だから…手荒な真似はしたくない
俺は…息苦しさを覚える
『ッが！…ぁ…やっ…』
ロープがギリギリと首を絞める
絞めている…シルクは笑顔だった
首の脈の音が大きく聴こえ始め…
終わる…と思った。
目から涙が溢れ…苦しさに耐えていた
ゆっくり…絞める力が弱くなり…
俺は倒れた…
『ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ…はあ…はあ…』
マ｢苦しかったな…辛かったな､だから、ずっと…傍にいような？｣ﾆｺ
シ｢大丈夫…ずっと…一緒にな…｣
左頬に温もりが、シルクの大きい温かな掌が…頬を触れた
昔の皆とは、変わったんだな…
俺は…皆に向かって微笑んだ…
昔にさようなら。
一粒の雫を落として…
好きな人は誰？【シル×ダマ】→←嫌いでもいい【マサ×シル】【禁断】
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作者名：魚Ａｙａ | 作成日時：2020年3月16日 13時
