【刀剣乱舞】不要な刀剣、引き取ります【男主】

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「終わったー!!!」



グーッと硬くなった体をほぐし、畳に倒れこむ。



正直、腰はバキバキで、足は極限まで痺れている。




「終わった？じゃあ遊ぼう！」



「おー。悪いな、待たせて」



乱が、待ってましたと言わんばかりの勢いで食いついてきた。



薬研も立ち上がり、体を伸ばしている。




「さて、なにして遊ぶ？鬼ごっこ？かくれんぼ？」



畳に倒れたまま乱と今剣に聞く。



乱は少し悩んでいるようだが、今剣は乱に決定権を渡していた。




鶴丸と長谷部は、俺の両サイドに腰かけている。




「……鶴丸の着物ふわふわだな」



もふ、と顔をうずめると、鶴丸は少しビクッと体を揺らしたあと動かなくなった。


隣で長谷部の歯ぎしりする音が聞こえる。



乱はまだ悩んでいるようで、「うーん」とうなっていた。




「はよ決めろやー。五虎退はなにがしたい？」




決まりそうになかったので、五虎退に主導権をゆだねた。


乱は不服そうだったが、五虎退には強く言う気にはなれないようだった。




「僕、ですか？……えぇっと……か、かくれんぼがしたいです」



「よっしゃ決まり！今剣、本丸内走ってかくれんぼ参加したいやつ連れてこい！集合場所は居間な」



「はいはーい！」



俺の掛け声と同時に今剣は走り出した。



びっくりするほどの速さで部屋を抜けていった今剣は、さっそく呼びかけをしているようだった。





「んじゃ、俺たちも行くか！長谷部と鶴丸も参加するよな？」



「主命とあらば！」


「とびきりの驚きをお届けするぜ」



厚や薬研もかなり乗り気だ。




5分も経たずに人は集まった。

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