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「今日は宴だから、楽しみにしといてくれ」
近藤さんはそう言ってにっこり笑った
ここにきた当時は、土方さんの上司だからっていう理由で仕方なく近藤さんのいうことを聞いていたが、今は純粋にこの人が好きだ
「別にそんなこといいのに」
「いやー、隊士たちがどうしてもやりたいって言っててな」
「ありがたい限りです」
私と土方さんは近藤さんの部屋を出た
「土方さん」
「なんだ?」
「空がとっても綺麗よ」
「…そうだな」
空は夕焼け色に輝いていた
私は横からの視線を感じて、見ると土方さんと視線が交わった
「どうかした?」
「いや、なんでもねぇよ
宴まで、部屋で休憩しとけ」
私は何だか面白くなって、クスクス笑った
土方さんは不思議そうな顔をしていた
「ごめんなさい、なんでもないの
ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうわ」
私は土方さんと別れて自分の部屋に向かった
* * *
(本当はお前も綺麗だっていいたかった)
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もものすけ(プロフ) - 諸事情で更新できませんでした。これから、がんばるのでよろしくお願いします。 (2017年10月16日 16時) (レス) id: 67bdfad154 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 続き気になります!更新頑張って下さい。 (2017年9月27日 21時) (レス) id: 05ce5fca4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もものすけ | 作成日時:2017年9月2日 7時