◆31輪◆ ページ32
広臣side
.
静かな廊下を、俺と(人1)の二人だけで歩く。
カツン...カツン...と、(人1)のはいているピ
ンヒールの音が大きく響く。
お互い何も話さずレコーディング室に入ると、
GENERATIONSのボーカル組と、隆二は既に来ていた。
臣「すみません、遅くなりました」
「大丈夫ですよ、すぐに始めましょう」
トレーナーさんの一声で、俺達は喉の調子を整えた。
.
その日のレコーディングは調子が良く、比較的いつも
より早く終わった。
隆「(人1)〜、この後サシメシ行かない?」
(人1)の肩に腕を回して、甘いマスクで誘惑し
ている隆二。
(人1)「いいね。行きましょうか」
飲んでいた飲料水のペットボトルの蓋を閉め
て、にこやかに微笑んでいる。
隆二の奴、ガッツポーズしてやがる。
黒い感情を隠すように、俺は耳にイヤホンを突っ込
んだ。
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蒼い桜(プロフ) - 優子さん» そう言ってもらえて嬉しいです!ぶりっ子の行く末をお楽しみ下さい (2017年7月21日 11時) (レス) id: 862dae3089 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 1から読みました。これからどうなるか?気になります。主人公ちゃん良いですね。ぶりっこ勘違い女の不細工が楽しみです。 (2017年7月20日 17時) (レス) id: baaab4d872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼い桜 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/moesan38061/
作成日時:2017年7月1日 10時