63話 ページ20
貴「見て見て、似合ってるでしょ？」
そう言い、ニコッとしたながら服の裾を持ち上げる。
すると意識を取り戻した景吾は私のことをじっくりと見つめる。
跡「ああ、似合ってるぞ。」
そう言ってくれると、例え景吾であったとしても嬉しいもんだ。
そんな景吾の後ろにいるリョーマは少しだけ頬を赤く染めていた。
私はリョーマからの声も期待し、見つめると、それに応えるかのように
リョ「に、似合ってる。」
と、可愛い顔で言ってきた。ああ、本当に可愛いなぁリョーマは。
ああ、いかんいかん、これからはかっこいいって思うようにならないと。
貴「ありがと。それと、お父さんどこいった？」
跡「さきに車に乗って待ってるだと。」
え、もう乗っちゃったわけ？やばいじゃん、早く行かないと。
貴「じゃあもう行こっか。恵瑠たちはさきに車乗ってて」
そう言うと弟達は玄関に向かっていった。
貴「景吾は、自分とこの車で行くんでしょ？」
確か来た時は車で来てたよね。
そう思っているとその予想は当たり、自分のところの車で行くそうで、景吾にも先に行って貰った。
そして私もリョーマと共に外に出る。
するとなにか言いたげな顔をしているリョーマ
貴「リョーマ？どしたの？」
リョ「あ、あのさ、さっきの人と婚約者だったって本当なの？」
さっきの人というのは恐らく景吾の事だ。
貴「あー、本当なんだけど、ごめんね、時間ないからまた今度話す。
あ、明日は向こうに泊まるから帰ってきたら絶対話すよ。
ほら、自分家帰りな。」
そう言いながら私は微笑み、少し不安気な顔をしているリョーマを見送り、車に乗車すると、すぐに発車。
それから少しの間乗車しているといつの間にか着いていた。
車の扉を開けて、外に出る。
貴「うっわぁ、久しぶりだなぁ、ここに来るのも。相変わらずデカいし」
少し思い出しながら屋敷に入る。
景吾は先に来て、到着しているらしい。
当たり前だが、屋敷に入るとやっぱり人はいっぱいで、前と同様、高級そうなスイーツも置かれていた。
そしてそのいっぱいの人の中から景吾を探すと、スイーツ置き場のそばに立っていた。
私はお父さんに弟達を預け、そこに向かう。
のだが、後から1人ついてきている。
振り向くとそこには奏多がいた。
ついてくるのかな？
そう思いつつもまた景吾の元へと足を駆け出す
貴「景吾ー」
手を振りながら呼べば、景吾は私の方を向く。
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死蝶 - 面白いです。更新するの待ってます (2019年1月4日 20時) (
レス) id: ed9ba1b826 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - ﾐｽﾞﾐｽﾞさん» いえいえ、最高なんて言葉はもっと面白い作品にしてあげてください!!それでもそんなお言葉を貰えると嬉しいです!!更新頑張ります!! (2018年8月31日 18時) (レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 白玉団子さん» 長くつまらない物語なのに面白いだなんてありがとうございます!!そういう言葉を貰えるととても元気を貰えます。これからも頑張ります!! (2018年8月31日 18時) (レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
ﾐｽﾞﾐｽﾞ(プロフ) - はじめまして！幼少期から読ませていただきました！最っ高です！更新頑張ってください！ (2018年8月31日 18時) (レス) id: 64b9618f2c (このIDを非表示/違反報告)
白玉団子 - 幼児編から全部見ました｡面白かったです 更新頑張って下さい (2018年8月30日 16時) (レス) id: 18d2d81483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモモ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1
作成日時：2018年8月6日 16時
