61話 ページ18
そんな光景を見ていた私はリョーマを連れてリビングに吸い込まれていった景吾を追う。
貴「ただいまー」
優「お帰りA、そろそろパーティー行くから用意しておいてね。」
椅子に座って子供たちを見守りながら言う。
もう行くんだ。私はもう用意出来てるからいっか。
そして私は景吾を見ると、
かなり恵美に懐かれていた。まあ、あの子は人懐っこい性格だししょうがないとして、
恵瑠と奏多は、なんだろ、機嫌悪そうだね。
あの様子だと景吾とは全く話してない感じか。
貴「リョーマはパーティー行けないから、お留守番だよね。なんか寂しいなぁー」
と、寂しさを埋めるべく私はリョーマに後から包み込むように抱きつく。
リョ「A、苦しい。」
貴「そ〜んなこと言われてもぉー、寂しぃんだもぉーん。」
抱きついたまま体をグラグラと動かす。
するとリョーマは長いため息をつく。
リョ「A、服、着替えなくていいの？
パーティーなんでしょ。」
服、…服ねぇ。またこの前みたいなの着なくちゃいけないのかよ。
まあ、モデルの仕事とかしてたら嫌でも慣れてくるけどさぁ、やっぱりいやなんだよなぁー。
貴「仕方ない、着替えてくるよ。」
と、リョーマを手放し、洋服部屋へと向かおうとする。
貴「あ、恵美と恵瑠と奏多も着替えないとだからおいで。」
そう言うと恵美は景吾から離れ、奏多も恵瑠も素直にこっちに来る。
そして4人で洋服部屋へと向かい、服を選ぶ。
貴「んー、何がいいかなぁ。恵瑠と奏多はこれでいいとして」
と、服を渡して、着替えに行ってもらう。
恵美「ねぇねぇ、私は!?」
そう、女子用の服が問題なんだよね。
んー、恵美にはー、白？ピンク？青？
と、どんどん探していくと、私の目に付いたものは、薄い黄色で、所々レースがついて、脇腹の方にリボンがあるドレス。
丁度丈は膝下くらいか。
貴「うん、恵美はこれかな。ここで着替えてな」
そう言ってドレスを渡し、自分の洋服部屋の扉を開けると、奥の方のど真ん中に、謎のドレス、と言うよりはロリータコス衣装的なものがある。
これ、絶対お母さんじゃん。なんでこんなもの出してんのと、近づくと手紙のようなものがあった。
内容を見てみると、今日のパーティーはこの服で行ってもいいよ!!それと、お母さんは急用ができたのででかけてきます。
フッ、やっぱりお母さんだったぜ。
…じゃなくて、だぁれがこんな服着るかボケェ!!自分で選ぶわっ!!
と、手紙をクシャクシャにした
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死蝶 - 面白いです。更新するの待ってます (2019年1月4日 20時) (
レス) id: ed9ba1b826 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - ﾐｽﾞﾐｽﾞさん» いえいえ、最高なんて言葉はもっと面白い作品にしてあげてください!!それでもそんなお言葉を貰えると嬉しいです!!更新頑張ります!! (2018年8月31日 18時) (レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 白玉団子さん» 長くつまらない物語なのに面白いだなんてありがとうございます!!そういう言葉を貰えるととても元気を貰えます。これからも頑張ります!! (2018年8月31日 18時) (レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
ﾐｽﾞﾐｽﾞ(プロフ) - はじめまして！幼少期から読ませていただきました！最っ高です！更新頑張ってください！ (2018年8月31日 18時) (レス) id: 64b9618f2c (このIDを非表示/違反報告)
白玉団子 - 幼児編から全部見ました｡面白かったです 更新頑張って下さい (2018年8月30日 16時) (レス) id: 18d2d81483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモモ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1
作成日時：2018年8月6日 16時
