ひゃくさんじゅうさんわ ページ47
貴「は、はい、嘘吐きましたすみません。
本当の関係は……」
幸・真「「本当の関係は…」」
と、かなり長いことために溜める。
本当に言っていいのか私!!
言ってしまえばなにか大変なことになりそうだぞ!!
それでも言うのか私!!
私は何回も自問を繰り返す。
すると痺れを切らしたのか精市からの黒いオーラが増す。
だ、ダメだ。もう成すすべがない。これまでか
貴「その、関係っていうか別に深く対してなんでもないんだけど、
えーっと約1、2年前くらいに初めて会った時に、なんて言うか好きだ的なこと言われただけ。」
と、かなり小さい声でぼそぼそと答える。
あぁー言ってしまった。言ってしまったよ。
精市達の反応はというと
幸「は？何？じゃ、じゃあAたち付き合ってるのかい？」
と、珍しくかなり焦っている様子の精市。
真田なんてもう石と化しているよ。
まあ、精市はお母さん(仮)だし、真田はお父さん(仮)だもんね。
今このふたりは親的な気持ちになってるんだろう。
…いや、何か違うな。親的な気持ちってなんだよ。
自分で言って笑えてくるわ。
幸「いったい今までの俺の苦労は何だったんだ」
と、精市はらしくもなく面白い迫真の演技。
精市そんな事する柄だったのね。
貴「いやいや、だからなんの深い関係もないって言ったじゃん。付き合ってないって」
そう言うと2人は生命力を取り戻したのか復活する。
幸「それ本当だよね？」
それに私はニコニコ顔でうんうんと頷く。
すると2人は良かった。と、言い合っていた。
別に2人に私の恋愛をとやかく言われる筋合いはないと思うけど、ま、いっか。
と、それからは何事もなかったかのようにスクールを過ごし私達は互いに別れを言い帰る。
貴「ただいまー」
目の前の扉を開き言うとそこの机には立派な夕食。
ハッ!!こんなことは神奈川来て以来初めてだ。
帰ってきたら夕食が作られてるなんて。
おばさんありがとう!!感謝するよ!!
白「おお、おかえりA!!」
と、輝かしい目でいう蔵。
その蔵にはまた奏多がくっついていた。
ハハハッ本当に懐かれたのね。
てかこれは助けろって意味かしら。
でもごめんね蔵。私は部屋着に着替えなければならないのだよ。アデュー!!
と、自分の部屋に突撃していく。
そしてすぐに着替え終わりまた１階のリビングに入る。
相変わらず奏多は蔵にくっついたままだったので助けてやり夕食もみんなで食べ終わる。
食べ終わったら後は風呂入って寝るのみだ!!
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モモモ(プロフ) - honeyさん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年6月18日 17時) (
レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年6月18日 17時) (レス) id: 0b85a8536a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモモ | 作成日時：2018年6月18日 11時
