ひゃくじゅうはちわ ページ32
貴「おーい真田ー」
と、また近づいて言うも全く気づかない。
考え事でもしてんのか？
いや、このアホ面からして考え事じゃないな。
貴「ねえ、精市。こいつ、殴ってもいいかな。」
幸「うーん、いいんじゃない？」
との事なので私はそうかそうかと手を振りあげるがそこで真田は気づいたのか、辞めい、と言った。
チェッ、何だよつまんねーの。
と、振り上げていた手を降ろししまう。
すると真田はポツポツと話し出す。
真「幸村は今まで負け無しだ。」
貴「へ!?それマジ？」
精市負けたことなかったのかよ。
まあでも納得かもここのスクール通ってる人の中でも段違いに精市と真田は上手いと思うし。
幸「今日Aに負けたけどね。」
貴「でも今回のは公式戦じゃないし野試合見ないなもんじゃん？」
真「だが易々と幸村を倒してしまった。」
幸「そう、今はね。でもいつかAを倒してみせる。」
と、挑戦的な目で言う。
あれ、なんでこんなにも私って倒してみせるって言われてんだろ。
もうこれで何人目？２、３人からはもう言われてるよね。
貴「楽しみにしてる。さあ、そろそろ終わりの時間じゃない？」
私がそういうと私達はその場を片付け施設から出る。
貴「じゃ、私こっちだからまたね精市、真田。」
と、小さく手を振る。
幸「またね。」
真「ああ」
それを聞くと私は背中を向け帰って行く。
あー、楽しかった。テニススクールもいいもんだね。
東京では南ちゃんが先生みたいなもんだったしスクールなんて必要なかったしさ。
貴「ただいまー。」
と、リビングの扉を開ける。
それからはいつものように時を過ごした。
......................................................
4章、5章、長すぎる。
長すぎるのでこれからのストーリーはかなり考えていたのですが、少し時間を飛ばしていきます。
因みに今は春って設定で、次からは夏です。
春から夏の間のストーリーはいつか番外編にでも書こうかと思っています。
それと4章は神奈川編前編
5章は神奈川編後編にしました。
途中で長すぎるのでわけました。
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モモモ(プロフ) - honeyさん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年6月18日 17時) (
レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年6月18日 17時) (レス) id: 0b85a8536a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモモ | 作成日時：2018年6月18日 11時
