ひゃくじゅうよんわ ページ28
そんな事件から時は過ぎ、帰る時間。
貴「バイバーイ、精市ー。」
と、大きく手を振ると精市も小さく笑顔で手を振ってくれる。
そして私はお母さんの待つ車に入るともう既に恵瑠たちは車に乗っていた。
静「お帰りー」
そう言うと同時にエンジンを発生させ車は発車する。
前まで思ってたんだけどお母さん結構家にいるとき多いし仕事は？って思って聞いてみたらさ、なんか育児休暇的なもの貰ってるらしい。
静「あ、テニススクールの件なんだけどお父さん連絡してくれてもう今日から行けるみたいだけど」
貴「そうなの？仕事早いね。じゃあ今日から行こっかな。」
そう言うと後ろが煩くなる。
恵美「なにそれ、テニススクールなんて聞いてないでーす」
と、手を挙げてブーブーと、言っている。
貴「まあ、言ってなかったからね」
恵瑠「俺も行きたい」
あら、恵瑠が自分からしたいって珍しい。
静「うーん、残念。恵瑠たちは年齢制限的に無理かな」
恵美「えー。」
そんなことを話しているとすぐに家に着く。
貴「たっだいまー」
そう言うと私はすぐに洗面台に向かい手と顔を洗って髪を結ぶ。
そして自分の部屋に入り運動ができるような服に着替えテニスバックを持ってまたリビングに向かう。
貴「おーい、準備できたけどー」
静「じゃあ行こっか。」
そう言うとお母さんと私は外に出る。
車で行くのかと思ったけどかなり近いところにあるみたいなので歩きで行く。
お母さんてこんなにドジなのに方向音痴ではないよね。
静「着いたけど」
え、はや。
静「じゃあ頑張ってねー」
どういう事だよ。じゃあ頑張ってねーって。
するとお母さんは帰って行く。
マジかよ。全部任せっきり!?
そりゃないぜお母さん。
まあしょうがない、と、私は施設の中に入っていくそして受付の人に自分のことを言うとテニスコートの方に連れていかれ受付の人は誰かに話しかけに行っている。
その間私は練習風景を見る。
と、人一倍少しうまくて目立つ帽子が似合う男の子が目に付く。
結構上手いかも。
すると急に隣から声をかけられる。
？「A？」
え？と、振り向くとそこにはタオルを首にかけ飲み物のボトルを持った精市。
貴「あれ、精市？」
幸「どうしたの？って言いたいところだけどその格好からしてスクールに通うの？」
貴「うん。精市も通ってたんだ。」
と、そんなことを話していると男の人が来る。
男の人「君が新しく入った如月Aさん？」
貴「はい。」
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モモモ(プロフ) - honeyさん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年6月18日 17時) (
レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年6月18日 17時) (レス) id: 0b85a8536a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモモ | 作成日時：2018年6月18日 11時
