ひゃくごわ ページ19
ブン太の家に向かうこと数分、到着。
貴「やっぱさ、こんなブン太の家みたいな一般家庭が良かったわ」
と、ブン太の家を見ながらいう。
丸「それ、こっちからしたら嫌味にしか聞こえないぞ」
貴「そんなつもりないって、ほら、バイバイ、ブン太」
微笑みながらバイバイと手を振る。
そしてブン太は自分の家の扉を開こうと手をかけたとき、そのまま固まった。
何故に固まりやがった。はよ入れや。
すると急にこっちを振り向き、
丸「また、遊びに行ってもいいか？」
それを聞いた直後、私は見えない何かに突き飛ばされ、倒れそうになる。
グッハァ、か、可愛い。可愛すぎる、お前は本当に私と同い年だと言うのか。
そして体制を整え直し、
貴「もっちろんだぜ。いつでも来てくれ!!」
親指をたてる。
するとブン太はパァっと顔を明るくさせ
丸「おう、またなA」
そう言うとブン太は家の中に入っていった。
グヘヘ、めっちゃ可愛かった。
…あ、私キモッ。かーえろ。
そして私は来た道を通って帰っていった。
貴「帰ったぞー」
そう言うとバタバタと足音が聞こえ、出てきたのは恵美。
恵美「助けてくれよおっかさん!!」
え、なんだ。恵美ちゃん、貴方は今何をしているんだ。
まあ、ノっておこう
貴「どうしたんだい恵美。」
恵美「静香さんが、静香さんが!!夕飯を作ろうとしているんだ!!」
貴「な、何だってっ!!それはいけない、早く止めねぇと!!」
と、台所へと走っていく。
貴「おかぁさぁぁぁぁん!!」
扉を開け飛び出したが時すでに遅し、お母さんの手には包丁。
何をしようとしているんだぁぁ!!
静「あ、お帰りー」
いや、お帰りー、じゃないから！
貴「ダメだお母さん!!貴方料理出来ないって分かってるのにどうしてしようとするんだよ!!」
静「だってぇー」
だってぇーじゃありません!!そんなこと言っても全く可愛くないんだよ!!
貴「兎に角!!その包丁をおけ！」
静「はーい」
結局、今日の夕飯は出前でお寿司になったんだよ。
本当に良かったわー
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モモモ(プロフ) - honeyさん» ありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年6月18日 17時) (
レス) id: 071ba740a7 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2018年6月18日 17時) (レス) id: 0b85a8536a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモモ | 作成日時：2018年6月18日 11時
