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30.平凡家庭を思い知る ページ33

と、それからはテニスの話で盛り上がっていつの間にか数時間経っていた。

白石母「あ、そろそろ蔵ノ介とAちゃんらお風呂入っちゃって」

という声に真っ先に反応した蔵ノ介。

蔵「まさか一緒に入れとか言うてんやないよな、あかんで!女子と男子や!絶対アカン!!」

いや、別に気にすることないと思うけど…
私らまだ4歳なわけやし。

貴「まあまあ、気にすることないよ、女子と男子なんてさ」

蔵「いーや、俺が気にするんや!」

えぇー、そこまで言うならしょうがないけど

貴「わかったわかった。じゃあ蔵ノ介。この子達と一緒に先にお風呂入って。」

と、私は走り回っている恵瑠と奏多を引っ張り蔵ノ介の方に押し出す。

蔵「おん!」

そう言うと蔵ノ介は恵瑠と奏多と共にお風呂場に行ってしまった。

にしてもそんな嫌がることないと思うけどな。
私は別に一緒に入ってもよかったんだけど

さぁ、蔵ノ介たちが出るまでどうしようかな。
することないよ。
しょうがない恵美と遊ぶか。

貴「恵美ー、おいでー」

それからしばらく恵美と遊んでいるとお風呂上がりの蔵ノ介たちが来た。
あ、まだ髪濡れてる。

蔵「疲れたわ〜、あの二人動いて動いてなかなか洗わせてくれへんのやもん」

貴「あの二人結構手強いんだよ。私が洗ってても動き回ってるし。
あ、私もそろそろお風呂入ってくる。
あと蔵ノ介、ちゃんと髪乾かさないと風邪ひいちゃうよ」

と、恵美と一緒に扉から出ていき際に最後の言葉を言いお風呂場に向かった。

しばらくしてお風呂から上がって着替えた。

白石家のお風呂に入って見ての感想。
やっぱり自分家のお風呂は温泉だった。
一般家庭はあのくらいが普通だということがわかりました。
おしまい。

何やってんだか私。
さぁ、リビングに行こ行こ。
因みに恵美ちゃんはお風呂が苦手なので全く動かず洗いやすいです。
動かないほうが早く出れると思ってるみたいだからね。

リビングに到着すると蔵ノ介は夜ご飯を食べていたよ。
私はさっき食べたばっかだから全然お腹すいてないんだけどね。

まぁそれからしばらくはボーッとしてていつの間にか午後9時だよ。

良い子の4歳児は寝る時間だね。
私は別に良い子じゃないけどこの時間になったら眠くなってくるんだよ。

貴「ねぇ、お母さん。私どこで寝たらいいの」

静「うーん、どこで寝かせたらいい?」

と、お母さんはさっきまで話していた蔵ノ介母に問いかけた。

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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時

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