呼び方 ページ17
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秀作「ふぅ…。」
博文「ジョンは用意できたが、問題はここからだ。」
知晶「どういうこと？」
兄さんと姉さんの声が廊下かから聞こえ、急いでドアに耳を当て、盗み聞きする。
博文「このまま偽のジョンを連れて行けば、クビからは逃れることができるかもしれない。だが、本物のジョンを逃がしてしまったことには変わりない。」
知晶「でも今更逃がしてないことになんてできないでしょう。」
博文「そうなんだよ、そこが問題なんだよ。。」
知晶「一つあるわ。家からにげてなかったことにするのよ。」
博文「それはさすがにムリがあるんじゃないか？」
知晶「でも逃げたことを証明できるものはないんでしょ？塀で囲まれた、いわば密室状態でジョンを置いてくることさえできれば、庭から外に出たことは証明できない。」
博文「あぁ、理屈はわかるけど。そんなこと本当にできるのか..。」
秀作「(ｺｸｺｸ)」
知晶「松也に協力してもらったら？」
博文「だれだ？松也ってのは。」
知晶「楠木よ！楠木松也。」
嘘だろ。嘘だろ姉さん。今週まだ秀作と呼んでくれていないのにあいつのことをもう松也とよぶんですか？
知晶「誰かさんと違って松也は使えるわよ。」
博文「まぁ、まだ時間はあるから、ジョンを置いていける最前の方法をもう少し考えてみよう。」
知晶「そうね。」
誰かさんって...僕以外いない。
落ち込んでいると、、、
ガチャ
秀作「うぉっ！」
急に耳を当てていたドアが開いて、ごろんと廊下に転がった。
『あ、ごめんなさい。すっごい静かだからいないかと思って。』
秀作「ｲﾃﾃ、どうしたの？」
『これ。食べるかな？って。』
Aの手にはケーキが。
秀作「ありがたいんだけど、ちょっとそこに置いといて。俺、出かけるとこあるから！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
『ちょっと秀作兄さん？』
部屋を飛び出して携帯ですぐあいつに電話をかけた。
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Yuari(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます(*‘ω‘ *)頑張って更新いたしますので、引き続き見ていただけたら嬉しいです^^ (2018年2月7日 17時) (
レス) id: 2f25a47ef7 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんこの小説最高です移行おめでとうです(/・ω・)/ (2018年2月4日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuari | 作成日時：2018年2月1日 17時
