社長秘書ロマンス 2

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JN「一緒に行こーってば」


JK「嫌です。僕は魚釣り嫌いなので」


JN「でも俺はお前と行きたいんだよ！！」


JK「子どもですか。社長なんですからしっかりしてください」











JN･JK「「あ。」」











「気づくの遅い！」








私が入っても見向きもしないから、私の影等々消えちゃったのかと思った。







「何を言い合いしてるんです？外まで丸聞こえですよ」


JN「こいつが魚釣り一緒に行きたくないって言うんだよ」


「魚釣り？あぁ、今度のですか？」


JK「僕は魚釣り得意じゃないし楽しくないから行きたくないんです」







まるで園児のしょうもない喧嘩を見せられているみたい。

どちらかと言えばジョングクさんの方が大人に見えるけど、子どもであるのには変わりない。

きっとこのまま見守ってても落ち着きを取り戻すことは無理だろうと思った私は、良い案を思いついた。







「あの…私で良かったら私が代わりに行きましょうか？」







その瞬間目を見開く御二方。

子どもだ。母性本能を発揮してしまいそう。







JN「決めた！A連れてく！」


JK「駄目です」


JN「もう社長が決めましたー。残念でしたー」


JK「Aさんまた社長と二人きりになるつもりじゃないでしょうね？」







「ストップ！」








ダメだこりゃ。







「3人で行きましょう。そっちの方が絶対に楽しいです」







これでいいでしょ？





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