社長秘書ロマンス 2

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JN side





こんな小さな会社で、こんなにも必死に働く姿が、どうも気になって仕方がなくて。

暫くの間、遠くからAの姿を見つめた。



俺が社長だから、社長が働く姿を観察する癖でただ単に気になっただけかもしれない。

俺は、頑張ってる社員にはもっと頑張って欲しいと思うし、頑張らない社員には頑張るよう説得する。

Aはその、頑張ってる社員に値する人。





そして数ヶ月後_____

ジョングクと一緒に秘書で働いていたミナという女性秘書が、突然アメリカに行くと言い出した。







MN「私良い会社見つけたの。結構大きな会社で、うちとも良い関係になれるかもしれない」


「いきなりすぎだろ。まだ雇ってもらえるかも決まってないのに」


MN「決まってるわ。一昨日連絡が来て、お試し期間として是非来て欲しいって言ってくれたの。だから、

100日だけ休暇をとらせて欲しい」


「100日？」







ミナは"100日だけ"と言ったけど、100日がどれだけ長いか知らないんだと思う。何の計画も無しに動く性格が丸分かりだ。

結局、本当にミナはアメリカに飛び立ってしまった。

ミナがアメリカの会社で働き始めてからのカウントで100日。

さて、誰を代わりに雇おうか。うちの社員を秘書にするのは勿体無いしなぁ。


あ、いい事考えた。







『社長の社員をうちで雇いたいんですけど、いいですか？』


社『誰かね？うちも少ないからあまり減らしたくないんだがなぁ…』


『100日契約でどうかお願いします。
名前分からないんですけど、ちょっと髪がぼさっとしてて、凄い一生懸命な、』


社『あー！A君かね！いいぞーあの子は。勿論OKだ！』











JK「僕だけじゃ頼りにならないと？」


「そんなこと言ってないだろ！いつも通り2人体制に戻そうって言ってるんだよ！」







代わりになるのはAしかいない気がして、迷うことなく彼女を呼んだってわけ。

それに、ジョングクとも上手くやっていけそうな気がしたし。




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