社長秘書ロマンス 2

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話題は変わり遂に本題へ。







SY「こちらです」


「広告イベント？」


JM「そう。うちが企画したイベント」







ソヨンさんがバッグから取り出したのは、カラフルに印刷された1枚の用紙。







JM「いろんな会社を集めて、大きな会場で広告イベントをやろうと思ってるんだ」


JN「うちも参加しろってことか」


JM「強制じゃないけど、ヒョンの会社は今新商品の発売前だから良い機会なんじゃないかなって」







そう。

実は今この会社では新商品の発売予定で、もう少しで出荷されると言う所まで来ている。

つまりジミン社長は、発売前に会社のアピールをしておけばいいんじゃないかと考えたわけだ。







JN「いいね。せっかくだから参加するよ」


JM「うわぁ、良かった。どの会社が来るかはまだ決まってないけど、決まったらすぐ連絡させるね」







私も一度こういうイベントに参加してみたかったんだよね。

前の会社では無かったから、会社の未来に繋がるイベントをこの目で見てみたい。







JN「でもいいの？俺たちが参加したら、目立ちすぎて他社に人が集まんないかもよ。うちの実績に及ぶような会社じゃないと」


JM「ヤー、ヒョン。俺の会社を舐めてもらっちゃ困るなぁ」







良い闘いが始まる予感。

お互い睨み合ってるけど、内心凄く楽しみなんだろうなぁ。








JM「じゃあまた今度ね」


SY「ありがとうございました」


JN「あぁ、連絡待ってるよ」







社長室を後にした私たちは、ジミン社長とソヨンさんをお見送りするために再び1階へ向かった。

ところが、私はあまりジミン社長に近づかないようにしたかったのに、何故か隣を歩いているのはジミン社長で。

私の後ろで楽しそうに話しながら歩くジョングクさんとソヨンさんのような楽しい雰囲気とは真逆過ぎて苦しい。

どうして最後の最後でこうなるかなぁ…。





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