社長秘書ロマンス 2

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「いててててて…」







いつこの日焼け治るの…。

魚釣りの日はちゃんと日焼け止め塗ったはずなのに、ヒリヒリとした痛みはまだとれない。

普段日焼けしないからこうなるんだろうなぁ。







JK「今からどちらへ？」


「ジョングクさん…！

…そろそろ待ち伏せはやめてください」


JK「ごめんなさい。
それより、どこへ行くのか教えてください」


「今度はストーカーですか！？」


JK「違います！」







化粧室の入口に当然のように待ち伏せていたジョングクさんの様子がおかしい事にはすぐに気づいた。

私が歩こうとすれば前に立ちはだかって邪魔をしてくるし、しつこく行き先を聞いてくる。



…何か隠してるな？

見透かしてやろうとジョングクさんの目をじーっと見つめてみる。







「私が行動を制限されてる理由は？」


JK「まさか。制限はしてません」


「してるじゃないですか！因みに今から社長の所に資料を届けに行くつもりですけど」







あー、とそっぽを向いて考え事をするジョングクさん。







JK「それなら僕がやりますから、もうすぐお昼ですしご飯でもどうですか？僕が奢ります」


「怪しい!!」







今日お弁当持ってきてるのに、突然奢ると言われるとそっちに行きたくなるじゃないか。

まぁ良い。もう少し様子を見てみよう。

彼に怪しい目を向けながら、仕方なく会社の食堂に向かった。















JK「何食べます？何なら全メニューでも」


「あの、私の誕生日はまだ先ですよ？」


JK「誕生日？」


「誕生日のお祝いしてくれるんじゃないんですか？」


JK「僕Aさんの誕生日知りません」


「そうですか…」







ならどうしてこんなに怪しいの？

気になりすぎて、美味しいはずのカレーライスも美味しく食べられない。

こうなったらあの手で行くしかないみたいね。どうか上手く行きますように。







「ジョングクさん。1つお願いが…」


JK「何ですか？」


「私、あの人が食べてるパフェ食べたいです(キラキラお目目)」


JK「分かりました。すぐ買ってきます」


「(私から離れてくれて)ありがとうございます！」







今だ！走れ！





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