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JK side
横から小さな寝息が聞こえる。
見てみると、Aさんがすやすやと眠っていた。
少し火照った顔が今日一日の疲れを表しているようで。濡れた髪と湿った服は、車のシートを濡らしてる。
車内は凄く静か。
ユンギさんは一言話さずに、社長はAさんと同じようにぐっすり眠って、起きているのは僕だけ。
何だか寝付けそうになかったから、ぼーっと車の外を眺めた。
たまに寝心地が悪そうにゴソゴソとAさんが動いた。
「あ。」
勘違いしないで欲しい。僕は体勢を直してあげようとしただけなんだ。
なのに、Aさんの体は僕の方に傾いて、頭が僕の肩に乗ってしまった。
ルームミラーでユンギさんがこっちを見ていないのを確認。今のうちに元の体勢に直せば…
Y「……ん?」
「げっ」
Y「なんだ。ジョングクさんか…」
寝ぼけてる?
僕のことは構わずまた頭を置いて眠りにつくAさんが可愛いと思ってしまった自分を殴りたい。
いつも社長ばかりAさんに良い姿を見せて、反対に何も出来ない僕は自分勝手かもしれないけど
今だけでも、夢でもいいから
幸せに浸らせて欲しい。
僕はそっとAさんの頭に自分の頭を乗せて眠りについた。
JN「おいグガ」
「…」
JN「ジョングガー。家着いたよ」
「…え、Aさんは?」
YG「とっくの前に帰ったよ。気持ちよさそうに寝てるお前の頭が邪魔であいつ困ってたわ」
社長の声で目が覚めた時はもう、僕の横にAさんはいなかった。
自分でもびっくりするくらい爆睡してて、いつ帰ったのか知らない。
YG「魚は早めに食えよ」
「はい。ありがとうございました」
JN「お疲れー。また明日ね」
車の後ろ姿が見えなくなるまで、僕は暫く家の前で立ち尽くしていた。
「満月かぁ…」
幸せな夢を見ていた気分だ。
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もね(プロフ) - まこさん» お待たせしてすみません(汗) 楽しみにしててください!! (2020年11月7日 19時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - おかえりなさい!待ってました!アップされるの楽しみに待ってますね! (2020年11月7日 11時) (レス) id: 158dfdb6fc (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - まみむめもちもちさん» うわわわありがとうございます(涙)全ジンペンさんのために頑張ります\(^^)/最後まで楽しみにしててください〜!! (2020年8月9日 20時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
まみむめもちもち - 面白すぎて一章から一気読みしてしまいました!ジンペンなのですごく嬉しいです!3章まで行ってもついていきます!無理せず投稿してくださいね(o^^o) (2020年8月9日 8時) (レス) id: dd0c08d8b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もね | 作成日時:2020年8月1日 0時