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混乱で頭の中が真っ白になる
「け、慧くんですよ!!伊野尾慧!
ほ、ほらっ、ここのベットにい…」
隣のベットを開けると
頭に包帯を巻いている知らない男性が眠っている
「え……」
…
「…だっ!やまだ〜!!」
フワフワした髪をなびかせて
俺の後をニコニコしながら
ついてくる慧くんを思い出す
「慧くん何でそんなに嬉しそうなの?笑笑」
「フフフッ、何でもなーい笑笑」
そんなこと言って鏡の前に行くと
俺のおでこに『ちびやまだ』って書いてあったっけ
笑笑
もう、なんで思い出すのがこの記憶なんだよ〜笑
俺はさっきから泣いてばっかだ
「…まださん、やまださん?
どうされたんですか?」
知念さんが俺を見て心配している
「だ、大丈夫です!」
今はただ、そう言うしかなかった
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作者名:Moppy | 作成日時:2018年5月26日 21時