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「え？！
あっ、その遊んでたってわけじゃなく！！」
その言葉を聞く前に
看護師さんは慧くんを追いかけていった。
慧くんか…
病室に戻った俺
大ちゃん心配してっかな
そのまま医師の人とあって
検査行っちゃったし笑笑
「リハビリが必要ですね
あと2ヶ月程で頑張れば退院です。」
2ヶ月とか、もう7月の後半じゃんか〜
そんなこと言うと大ちゃんきっと、
「夏はまだまだ始まったばかりだぜ！」
なんてドヤ顔で言ってくんだろうな〜
ドヤ顔と言って思い出すのは
慧くんだ
「チビ！！」
はっ！！誰がチビだ〜！！
去年より1cm伸びたし！
口悪くなかったらかわいいのに
ｸﾞｳｯ〜
もう14時か〜
お腹空いた〜！！！！！
そうだ！そうだ！大ちゃんに
謝んないと
でも、もう大学行ってるかな
なんて思ってドアを開けると
人影があった
大ちゃんだ！！
「大ちゃん、心配かけてごめん！
あの後診察行っちゃってっ…」
ｸﾞｯｸﾞｸﾞｸｸﾞｸﾞ…バチン
「いや、いつまで寝てんだよ！！笑笑」
「いったいよ、山田〜(泣)」
「今何時だと思ってんの！！
学校は？！大丈夫なの？」
「大丈夫なんだよなーこれが！！」
ドヤ顔で言ってくる彼
ほんとに誰かさんに似てるわ笑笑
さすが永遠の5歳児！！笑笑
「教授にさ！
山田の看病するって言ってある！」
「いやいや！寝てるだけだから！！笑笑」
「テヘッ♡」
「いやいや、かわいくないわ爆笑
あっ、大ちゃん！
俺さ、2ヶ月入院らしいわ」
「まじか…
まぁまぁ、俺たちの夏は終わんねーから！」
「あっ、ちょっと違ったな〜笑笑」
「う？なにが？」
「何でもない！笑笑」
なんて言う俺を見て大ちゃんが笑う
「もう、安心した！！」
「ん？」
「山田、昨日の夜無理して笑顔作って話してた気
したから
でも、今は違うね！！
山田帰ってくるの待ってるわ
あっ、寂しくなったらいつでも
『おやすみ♡』って言ってやるよ笑笑」
「ありがと！でもおやすみコールはパスだわ笑笑」
「また大学休みの日会いにくるよ」
大ちゃんはそう言って自分の荷物をまとめている
ありがと、大ちゃん
よし、
早くよくならないとな！！
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作者名：Moppy | 作成日時：2018年4月1日 6時
