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「ん…」




ゆっくり目を覚ます





俺寝てたんだ…






次は一体何日寝てたんだろ



倒れた記憶だけはあるんだけど、

なぜ、倒れたかは覚えてない




「あっ!山田〜!!笑笑

起きた?」


そこには慧くんがいた


もう、大ちゃんがいないことから

俺が結構寝てしまっていたと推測できる


「ん、俺結構寝てたよね…」



「ほぇ?そうかな??

山田倒れてから10分だよ笑笑」


「え、10分?!!」


「うんうん!!

山田ったら、知念先生の顔見てすぐに

急に倒れちゃって…笑笑」


「うそだろ!夢かと思ってた〜(泣)

あれ?大ちゃんは?!!」


「なんか〜、明日来るね!って

これ置いて帰っていった笑笑」


慧くんが指差す方を見ると
ペアのお食事券があった

あれ?





この『お食事券』って

大ちゃんの字じゃん!!笑笑



よく見ると上に小さく

『病院食堂の』

とある


慧くんはそれを見て笑っている





有効期限は1週間以内らしい笑笑




「慧が手伝ってあげてもいいけど〜笑笑」


「うるせぇよ!笑笑」


「あっ!そんなこと言ってもいいの〜?笑笑

やまっ…コホッ、ゴホッ」


「大丈夫?慧くん」

慧くんは少し悲しげな目をして言った


















「山田、さっきの続きしよ!!」

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作者名:Moppy | 作成日時:2018年4月1日 6時

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