橙色の記憶 (ページ10)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:14,235 hit

＊ページ10

俺とトールさんは駅で待ち合わせをした

トールさんってどんな人なんだろう･.｡*･.｡*

少し楽しみで早く駅に着いた

あー！そうだ！！
俺、自分の特徴、メールでトールさんに

伝えとかないときっと分からないよね！

すぐメールしないと！！

？「あの、」

え？！！今声した？！！！！

『あっ！俺の事呼んだの？！

え？！もしかして、トールさん？？？？』

うそ！！何も伝えてないのにどうして俺だって…

「やっぱり！！

大ちゃんだ！！！！･.｡*･.｡*」

トールさんはすごく嬉しそうに笑った

『えっ？！！なんで？！

俺、トールさん名前教えましたっけ？！！』

「そ、そんなことより！！

移動！！移動しましょ！！笑笑」

『あー、うん！そーしよっか笑』

やっぱり不思議な人だ笑

移動中もたくさんトールさんと話した

『えっ？！！！！！

名前、” とおる ” じゃないんですか？！！

俺てっきり日本人でトールさんだから、

「佐藤とおる」とかかなって！笑笑』

「違いまーす笑

俺の名前はねー！…………」

トールさんは自分の名前を言う前

少し顔が曇った気がした

でもそのあとすぐ

なにかを決心したような目で

俺に教えてくれた

「俺の名前は、

『岡本圭人』。」

そう言ったあと、俺を見つめた

その目は

どこか俺に期待を込めているような

また、

不安そうな目をしていた

『圭人、さん』

岡本「そう！！！！！

やっぱ、覚えて……ない…？」

『え、ごめんなさい

前にどこかでお会いしましたっけ…？』

圭人さんは悲しそうな顔をした後すぐ笑顔になった

岡本「ご、ごめんなさい！！人違いです！

よく間違えるんです俺っ…

あっ！

それよりここですか？家」

気づけば俺ら2人は俺の家の前で止まって話をしていた笑笑

『あっ！！！そうそう！ここが俺の家！！

大きいでしょ笑笑』

岡本「うん！！すごい大きい！！

やっぱり前のとこから

引っ越してたんだね…ﾎﾞｿｯ」

『あー！立ち話もなんだからさ！どうぞどうぞ！！

あがって！！』