＊ ページ22
大ちゃん…
俺、どうしたらいいのかな……
炎で塞がった道を見ながら
そう大ちゃんに語りかけた
いつでも俺が困ってたら声掛けてくれたじゃん
大ちゃん…起きてよ……
伊野ちゃんの前では泣かなかったけど
俺だって大ちゃんがこんなことなって
辛いに決まってんじゃん……ｳｸﾞｯ
ごめん大ちゃん…
助けれなくて……
どんどん遠のく意識の中で
俺は大ちゃんの手を強く握りしめた
「山田っ！！！！！！！！！」
初めは幻覚だと思ったな〜大ちゃんかな？なんて…
中島「山ちゃん！！しっかりっ！！！！！！」
「あぁ………ゆうてぃ…」
中島「すぐ助けるから！！！！！」
八乙女「裕翔！！ここから行けるようにした！」
遠くでひかるくんの声もした
「ゆうてぃ……俺は大丈夫、
大ちゃん先に……」
中島「何言ってんだよ！！！！
絶対2人とも助けるからっ！！」
やっぱり裕翔と俺似てるのかな…笑笑
なんて少し嬉しくなった
八乙女「裕翔っ！山田頼む！！
俺は大ちゃん連れてくから！」
中島「山ちゃん？！！
大ちゃんひかるくんが俺らがいる部屋に
一旦運んでるから大丈夫だよ！ｳｸﾞｯ」
「はっ……笑笑ゆうてぃ、もしかして…
泣いてるのぉ笑」
中島「べ、別に泣いてないから！！」
「ごめんね、ゆうてぃ……」
中島「山ちゃん、1人で全部頑張ろうとするから
伊野ちゃんと部屋に来た時にすぐ思った。
あぁ、山田はこうする気だなって。
だからすぐ追いかけた、ひかるくんもさ
同じこと思ってたんだよ」
俺は心配かけたくないって思ってたけど
結局、迷惑……
中島「迷惑とかさ……思ってないからね！
もっと頼ってほしい
あっ！ほら！「ゆうてぃぃいいい♡♡」
って！笑笑」
ゆうてぃは前にお酒飲みすぎて酔っ払った時の
俺を演じた
「やめろぉ！！！それ！！笑笑」
あの炎の中大ちゃんと2人の時は
辛さはもう無くなっていた
「あの時さ、ゆうてぃの声がして
俺、勇気でたんだよね」
この言葉は恥ずかしくて、この流れでは
上手く言えないなって思った
そう言えば
声が聞こえる前のあの影
ゆうてぃだったのかな。
……
…………違う。。
あの背はゆうてぃではない
ひかるくんも外にいた……
じゃあ
誰があの炎の中にいたんだろうか
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moka(プロフ) - 続編楽しみです！ (2020年3月23日 19時) (
レス) id: 307393157b (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - これからどうなるのかワクワクします！ (2020年3月21日 21時) (レス) id: 307393157b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moppy | 作成日時：2018年3月31日 20時
