神【H×H】 (ページ1)

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プロローグページ1

むかし、むかし、あるところに神様がいました

神様は何者からも愛されしたわれていました

動物...植物...天気...そして人

誰もが神様を愛していました

神様はそれがとても嫌いでした

なぜなら皆が自分に向ける好意は神様自身の力だったからです

誰自分の事など心から愛してくれる者などいない

神様は毎日そんな事考え絶望していました

そんなある日...
1人の女性に出会います

彼女はいつも神様傍にいて
優しく微笑みます

そんな彼女を見て神様も微笑むのです

彼女は言いました

「あなたがどんな力を持っていても私はあなたの事を心から愛しています」

彼女の嘘偽りのない言葉に神様は心を打たれ
神様も彼女のことを愛すと心に決めました

そして2人は永遠の愛を誓いました

それからの毎日は神様にとっても彼女にとっても
とてもとても幸せな日々でした...

2人は誓います

たとえお互いが死んで離れ離れになったとしても
また巡り会いまた愛し合うことを

神様は
彼女に一生消えない痕を残しました

そんな2人を人々は黙って見ていませんでした

神様に愛されている彼女に人々は嫉妬し

殺してしまったのです

それを見た神様は酷く悲しみ、悔やみました

自分が神という存在であること
彼女を愛してしまったから
死んでしまったのだと

悔やんで悔やんでも悔やみきれないほど後悔しました

そして後悔の念に苛まれた神様は
死んでしまいました..................