私の新しい物語【おそ松さん】

チョロ松 ページ9

チョロ松side

はぁ……今日もにゃーちゃん超絶可愛かったなぁ。


『へぇ…こんな近くにライブ会場なんてあるんだ。あ、終わったのかな…?……ん?あっ、カラ松さんっ…！』




え？何でこんなところにカラ松がいんの?
てかカラ松の名前呼んだの女の人の声じゃなかった…?



ライブの余韻に浸っている中、邪魔されなくないと思い辺りをキョロキョロしていると一人の女性が僕に近付いてくる。




え?どういうこと?




『お久しぶりです｡……ん?…あの〜……カラ松さん……?』



「……っ!?!?」



見ず知らずの彼女から話しかけられ固まる。


不思議そうに軽く首をかしげ僕を見つめる姿は凄く可愛い。



初対面の人に対してこう思ってしまう自分は相当ヤバイと思う。




「……っ！……あ、えっと……ぼ、僕カラ松じゃないんですけど……僕はチョロ松。」




って何自己紹介してんの!?

僕にあってカラ松の名前出すなんて絶対僕たち六つ子のこと知らないよね!?



「えっと、カラ松は僕の兄で…」


『へ…?…あっ！そうだったんですね。すみません、勘違いしてしまって……凄く似てたからてっきりカラ松さんかと……えっとチョロ松さん…でしたね｡…あっ、私は花宮Aです。』





Aちゃん。……カラ松のこと知ってるってことは…もしかしてあの気持ち悪さはこの子と出会ってから?

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