No.4 ページ4
4.
低くてお腹に響き渡るような音がリズムを刻んでる。
ライブみたい…
ガチャ
「…っすいません！」
盗聴(？)が…ばれた！！
さすがに気持ち悪いだろ！！
ドアにぴったり張り付いてずっと聴いてたなんて！！
恥ずかしくて90度腰曲げた状態から戻れない。
鮪「めしだー？どないしたん？」
飯田「いや、別に…」
飯田って人なのか。…じゃなくて！
飯田「あ、頭あげてほしいんやけど…ファンの子？」
ファ、ファン⁈…ここはどう答えるべきなのか…
鮪「あれ、あの…えっと！誰やっけ！…あ、(人1)！」
聞き覚えのある声に頭を上げると鮪さんが後ろから覗いていた。
飯田「…誰や？」
鮪「新しい転入生やで。朝ごっつい廊下うるさかったやん。」
飯田「今日遅刻してった。」
鮪「……ウン」
飯田「ま、えーわ。なかどうぞ」
断れないし少しだけなら、とおもって入ってみる。
鮪「ようこそ、軽音楽部へ。そいつらは古賀とこいちゃん、好きなように呼んでな、同い年やから。」
そこには4人だけだった。
古賀「鮪が知ってるってことは同じクラス？よろしく。」
こいちゃん「隣の2組、小泉…あ、こいちゃんって呼んでください。」
こいちゃん…って呼び名にこだわりがあるのかはわからないけど、古賀くんって人も割とわからなかったりもする気が。
鮪「まぁまぁ、とりあえず座っとき」
飯田くんがさっと椅子をだしてくれた。気が利く男子っていいよね。
飯田「もう、そこ開けたらガツンいうて、ほんまにびびったわー。大丈夫？」
前髪をかきあげられた。大体、前の学校でも男子とまともに話もできなかった人なのにこんなことされたら…いや、少女漫画とかじゃないし。
「大丈夫です、少しぶつけただけですし。」
飯田「そーか。ほんまにすまんかった。…ジュース買ってくるからそれで冷やしてな！ちょっといってk…」
断る前に、というか最後までちゃんと言わないで音楽室をでていった。
鮪「ほんまにあいつは…(笑)ま、気長に付き合って。」
「え…あ、 、本当に大丈夫なのに。」
古賀「いや、だいぶ」
古賀くんが鏡を差し出してくれた。おでこは赤くなっていた。
「そんなに痛くなかったのに…」
古賀「そういうのあるある」
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hika - 更新が楽しみです!! (2015年11月18日 15時) (
レス) id: 0371e2709a (このIDを非表示/違反報告)
一味(プロフ) - サカｻﾏｰ@ﾎﾞｯﾁ神さん» コメントありがとうございます！更新もっとはやくできるよう頑張ります^ ^ (2015年6月23日 19時) (レス) id: 1628b139ca (このIDを非表示/違反報告)
サカｻﾏｰ@ﾎﾞｯﾁ神(プロフ) - スッゴい可愛いお話で、いつも楽しみにしてます！これからも更新頑張ってください！ (2015年6月11日 13時) (レス) id: 85e3d13ee7 (このIDを非表示/違反報告)
一味(プロフ) - 流星座流星群さん» コメントありがとうございます！時間があるときに是非お邪魔させていただきますね。 (2015年5月22日 1時) (レス) id: 1628b139ca (このIDを非表示/違反報告)
るびぃ(プロフ) - 一味さん» ありがとうございます(^_-)-☆ これからも仲良くしてくださったらうれしいです！ タメ語OKなんで気軽に絡んでください！ (2015年4月27日 20時) (レス) id: 6622fa29ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一味 | 作成日時：2015年2月18日 23時
