第4話＿椚ヶ丘中学校には『先生』が少ないね。 ページ6
渚side
＿転校生…花倉 亜紀乃さんか
その子は驚くほど色白で、漆黒の髪
その顔にある真っ黒で大きな瞳が印象的だ
人形のような顔。でもスタイルは良くて
だけど…なんだろう
なんなんだろう…この違和感
何かがある
亜紀乃さんは殺せんせーと握手をした
特に何もなく、にこやかに微笑んで
皆感じ取ったのだろうか
何か…何かを感じる
まるで誰かと同じような
黒い物じゃない。だけどしろくはない
透明な水を濁すような…そんな感覚
「私が貴方を大好きになれるよう努力しますっ♪」
普通に聞いたら普通の言葉
だけど…
彼女の殺気混じりの微笑みを、殺せんせーも僕等も逃す事は無かった
☆
亜紀乃side
＿椚ヶ丘中学校には『先生』が少ないね。
不敵な笑みを浮かべた
期末テスト
椚ヶ丘中学校では成績が全て
〈E組を恥じる事もないクラスにする〉
そう目論む百億円の賞金首＿殺せんせーにとってこの期末は…
一学期の総仕上げ、決戦の場である
だから殺せんせーが分身して生徒一人一人に勉強を教えて基礎をガッチリと固めてきたらしい。
E組に落ちたとはいえ、元Ｄ組だった私もE組の授業には付いて行けていた
…というか、
「殺せんせーの授業わかりやすい」
そうボソッと呟いた
私はあれから殺せんせーに席を教えられて、二限目が始まったので授業を始めている
因みに席はカルマ君の隣
で、奥田さんの後ろ
「でしょ？結構わかりやすいよね…でも期末なんて通常運転で余裕だけど」
カルマ君があくびをしながら答えて教科書を縦に寝ようとしている
＿よく分身を前にして寝れるなぁ…
殺せんせーはやっぱり怒って、
「通常運転なんて駄目ですよ！どんな敵が来るかわからないので安全運転で走行して下さい！君なら総合トップは狙えるんですから！」
と、皮膚を青紫色にして青黒いバツを浮かばせる
うん。もう何でもありなんだね
「あはは、大変だね、殺せんせー」
カルマと殺せんせーのやりとりが面白くて笑ってしまう。
カルマは気にしていない様子で
「ていうか……殺せんせー暗殺するのは聞いてたけど…どうなの？…今までは。」
「ヌルフフフこのノートにマッハでまとめました☆」
ノート？
☆
ノート→←第3話＿私が貴方を大好きと思えるよう努力しますっ♪
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都合により名無し - 画像ってどう載せてるんですか (2015年7月25日 15時) (
レス) id: 770e7feb47 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌☆(プロフ) - ひーさん» おぉう、ありがとうございます☆えっ嬉しい！頑張ります☆ (2015年5月4日 14時) (レス) id: 0ef7090dab (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - こんにちわ！ こちらにも来てみました☆← 更新頑張ってください！ (2015年5月4日 11時) (レス) id: 567b5560c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌萌? | 作成日時：2015年4月26日 22時
