第9話＿A組と対決…？ ページ14
「おや……E組の皆さんじゃないか！」
クーラーが程よくかかって涼しく、
期末が近くて勉強している生徒も多くて静かな図書室で
1人の声が響く
顔を上げると…
「もったいない
君達にこの図書室は豚に真珠じゃないのかな？」
荒木鉄平を軸として並ぶ「五英傑」の浅野君抜きメンバーが目の前にいた
＿＿うわぁ…
よりによって例の五英傑さんかあ…
皆もそう思っているのか額に汗を浮かべる
「どけよザコ共
そこ俺らの席だからとっとと帰れ」
性格ブス…と有名な瀬尾智也が
しっしっとジェスチャーも加えて言う
「なっ何をぅ？！参考書読んでんだから邪魔しないで！！」
珍しく茅野が反論した為関心しているのもつかの間、渚の
「茅野、読んでる本見えてるよ」
という言葉に茅野の読んでる本を見てみると…
《世界のプリン》
と、書かれたページ
どうやら参考書に挟んでこっそり見ていたらしい
それに気付いた瀬尾は呆れ顔
「ここは俺達がちゃんと予約とった席だぞ」
「そーそー
クーラーの中で勉強するなんて久々で
チョー天国〜」
磯貝と中村が次々と言う
「君達は本当に記憶力無いなぁ
この学校じゃE組はA組に逆らえないの！
成績が悪いんだから」
ブスで有名な小山夏彦が
いやらしい笑みを浮かべる
「さっ………逆らえます！！」
＿＿奥田さん？？
普段大人しい奥田さんが
声を荒げて小山に怒鳴る
「何…？」
「私達次のテストで全科目で一位とるの狙ってるんです！！
そしたら大きな顔させませんから！！」
＿奥田さん…
すると小山はあらかさまに不機嫌になる
＿小さい男…
「口答えすんな
生意気な女だ
おまけにメガネのせいでイモ臭い
ギシシシ
なぁ荒木！」
「おっ……おう小山」
突然振られて合わすように言う荒木
＿ていうか…イモ臭いの関係無いし
くすりと笑ってしまう
「腐すばかりでは見逃すよ、小山
ご覧
どんな掃き溜めにも鶴がいる」
シュールでイケメンな詩人…榊原蓮
神崎さんの髪をすいて、にこやかに微笑む
「！！」
「もったいない…
学力があれば僕に釣り合う容姿なのに
君うちに小間使いとして奉公にこない？」
「い、いえ、あの…」
＿金持ちなんだ…笑
☆
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都合により名無し - 画像ってどう載せてるんですか (2015年7月25日 15時) (
レス) id: 770e7feb47 (このIDを非表示/違反報告)
萌萌☆(プロフ) - ひーさん» おぉう、ありがとうございます☆えっ嬉しい！頑張ります☆ (2015年5月4日 14時) (レス) id: 0ef7090dab (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - こんにちわ！ こちらにも来てみました☆← 更新頑張ってください！ (2015年5月4日 11時) (レス) id: 567b5560c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌萌? | 作成日時：2015年4月26日 22時
