・ 謝罪 ページ19
『ごめんねぇぇ〜〜!!』
私、小雨氷Aは今……………、えむちゃんに謝り倒しています。
事の始まりは数時間前＿＿＿＿
＿＿＿＿＿今日は、珍しくフェニラン集合になったため、えむちゃんを待たずに、放送室の鍵を返しに行こうと、職員室に行っていた。
のだが……、職員室に鍵を返したときに、私は先生にお使いを頼まれたのである。
お使いの内容は“備品を取りに体育倉庫へ行ってほしい”簡単な内容だったし、学校では極力良い子ちゃんでいる私は、そのお願いを受けた。
ところまでは良かったのだが………、
倉庫内で備品を探している間に、鍵を閉められてしまったのです………、閉められたなら開ければいいじゃんって？
この倉庫、鍵が故障中で、外からしか開けられないんだよ……。
………………少女漫画か?!
まぁ、とりあえず屋根の近くにある窓から外には出たものの、えむちゃんとの約束の時間を小一時間ほど過ぎてしまったのである………。
それで、始まりに戻るのだ……………
えむ「うぅ……Aちゃんヒドイよ〜!!」
『うグッ……、ごめんねぇぇぇ〜。えむちゃん!!』
司「ま、まぁまぁ二人とも！一旦落ち着け！Aにも、悪気があったわけではないのだろう？な?!」
えむ「司くん……うん…、そうだよね!!」
『ううぅぅぅ……ペガサスく〜ん……………!!!』
司「ぐぁぁぁ………、?!」
ペガサスくんの一言により、えむちゃんに抱きつかれた私は、彼女を引き剥がすことなく、そのままペガサスくんに抱きついた。
そのため、ペガサスくんは体制を崩したのか、地面に吸い込まれるかのように後ろ向きにコケた。
ペガサスくん、私、えむちゃんの順にサンドイッチ状態なので苦しいのだろう、変な声を上げている。
えむ・A「『ふへへ〜〜…ごめんねぇ〜、』」
？？「えぇーと………、？？」
えむ・A「『？？？』」
司「おぉ！類！来たのか！」
『えっ…と………、？』
私が不思議そうな声を出すと、ペガサスくんは、彼の説明をしてくれた。どうやら、私達のショーの演出家をしてくれるらしい。
えむちゃんはというと、どうやら彼のことを知っているらしく、質問をたくさんしていた。
類(？)「君達が司くんの言っていた子だね。神代類だよ。よろしく」
えむ「あたし、鳳えむ！よろしくね！類くん♪」
類「鳳…………、？」
『(この人賢い人か……………だったら………)』
ラッキーアイテム
グレープルーツ
きょうのみんな。
「おや、？そこに居るのは(名前)か！制服のままのようだが……、どうかしたのか？……………え？家の鍵を無くした、だと?!大変じゃないか！一緒に探してやるから！どの辺りで無くしたのか教えてくれ！」
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作者名：あんにんどーふ。 | 作成日時：2022年4月23日 20時
