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「じゃあ、今日の授業を終わります。」


『ありがとうございました。』


「今日は、職員会議があるので帰りのホームルームは行いません。部活動もないので、速やかに下校するようにしてくださいね。では、さようなら。」


『さよーならーっ』


一週間が終わったー、やったー、休みだー、などとたくさんの人が喋りはじめてガヤガヤしていたとき、


「はーい、皆ちゅーもーくっ!」


パンパンッと手を叩きながら香里菜ちゃんがクラスメートに言った。


「今日は、先生もいないし部活もない。これって皆にとって、おもちゃと遊べる絶好のチャンスじゃなーい?」


わぁぁっと皆が歓声をあげた。


私達以外、普段は愛子さんのことをいじめられないから、楽しみにしているらしい。


その神経、まったく理解不能です、、、


まっ、私は今日も関わるつもりわないけど。


愛子さんが、びくびくしてる、、、


ごめんね愛子さん。


助けたいけど、助けたら私がおもちゃになっちゃう。


性格悪いよね、でも自分より他の人を優先させる優しい人じゃないから。


わざわざ、自分を犠牲にしてまであなたを助けられる勇気はわたしにはないからさ。


ドンッ


「あはっ、最高の放課後!楽しもうね、愛子!」


瑠美波ちゃんが思いっきり蹴っ飛ばしながら、言った。


「はーい!まずは、生徒会タイムね!そのあとは、あなた達の好きなようにしていいからね!」


わぁぁっとまた歓声があがった。


「あ!鈴ぅ!生徒会タイムの間だけ廊下で見張りしててよ!」


「了解です!」


パタパタと鈴ちゃんがドアの外に出ていった。


「よーしっ、生徒会ターイムーっ!スッタートー!」


ドンッ


ドタッ


ボンッ


ガンッ


私とさくらちゃん以外がまた蹴り始める。


殴ったり蹴ったり、よく飽きないよね。


私は、さくらちゃんが立ってることに気がついた。


だから、近くにあった椅子をさくらちゃんの近くに持ってって、


「さくらちゃん、座ったら?」


と、椅子を置いた。


「わあ、嬉しいな。ありがとう、有希ちゃん。優しいね。」


「そ、そんなことないよ。喜んでもらえて良かった。」


さくらちゃんは、にっこり笑って腰を掛けた。


私は、教室の隅のクラス掲示板の前に立ち!寄りかかって窓の外を眺めていた。


そしたら、


ガラッ


ものすごい勢いで鈴ちゃんが入ってきた。


_________________
切り悪いですが、文字数の関係で次いきます、すみません。

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流雲(プロフ) - ゆ〜なりさん» これ、アプリで作ったやつだよ〜笑 ありがとう!頑張れる! (2019年10月20日 15時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜なり - すごい面白いー!絵が上手すぎない? (2019年10月20日 10時) (レス) id: dc1b74a6d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - アメリアさん» わあ、うれしい!ありがとうございます!頑張りますね! (2019年9月24日 19時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年9月15日 16時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:流雲 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki  
作成日時:2019年9月3日 21時

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