ねえ、先生。好きって言って？【センラ】 (ページ10)

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志麻とAが抱き合ってた時、どうしようもない嫌悪感に包まれた。

何で僕はこんなにAの事で頭がいっぱいなんやろう…

" はぁ、" と溜め息を付けば授業が始まるチャイムが鳴った

「先生、ベッド借りてもいいですか？」

清楚で可愛らしい女の子が入ってきた。
さっきの事でイライラしてたのもあって、
その女の子に「いいよ、休み」って
ちょっとだけ冷たく当たってしまった。

でもその女の子はなかなかベッドに行こうとしない。

『ん？ベッド…使わんの？』

「先生…癒して欲しいんです。」

癒して欲しい。って。
まあ、そういう事やろ。

こんな清楚な子からそんな事言うなんて
思ってなかった。

人は見た目によらずやな…

『ん、いいよ？はよベッド行こか』

足早にベッドへ移動した。

『脱いで、』

さっさと終わらそうと行為を進める。
女からは甘い声が漏れてる…でも
そんなんで興奮はせーへんで？

僕を興奮させるには、まだまだやね。

*

「せんせ、？どうしたんですか？」

『ん？あぁ、何でもない』

ボーッとしてて腰を動かすのを忘れてた。

今まで、行為中に、ましてや繋がってるときに
ボーッとして腰を動かすのを忘れるなんて
初めてやった。

激しく腰を振ると口元を手で抑え、
声を出すのを我慢している女の子。

*

「ありがとうございました。」

身だしなみを整えて、保健室から出て行った
さっきの女の子。

最後に思いっきり突いたら果ててた。
…女の子だけね。笑

でも妙に引っ掛かる事があった、

それは…

女の子とシテるときに、何故か
遊びで付き合ってるAを思い出せば
下で啼いてる女の子をAに
重ねて見てしまっていたから。