金田一少年の事件簿N

事件簿 5 ページ8

次の日の放課後

私と一先輩と竜二は真壁部長が潜入すると言うため､映研が撮影している体育館に行き入り口から様子を見ることにした


黒「へぇ〜､あんたが部長のお気に入り
素人に主役なんて務まるのかしら?」

美「…頑張ります!」

蔵「みっともないまねは止めろ黒河｡
嫉妬ほど醜いものはないぞ」


蔵「七瀬さん､彼女が君のライバル役をやってもらう黒河美穂だ｡分からない時は彼女に相談するといい」




一「あの人が黒河かぁ」

佐「確かに美人ですねぇ」

あ「でも性格悪そですね〜」

一「E!!」

佐「先輩!!女の子をおっぱぃの大きさで判断するのやめましょうよ!」

あ「ちょっ…竜二!!」

誠「お前らシーって…」

佐「あっ!」

美雪先輩は私と目が合い微笑むが､一先輩達を見るとすぐに背を向けた


一「…よう!!」

一先輩は気にせず体育館の中に入り美雪先輩のもとに駆け寄った

美「何しに来たのよ…」


私と竜二､真壁部長もついて行く


真「誰だよ 部外者が勝手に入ってん来んな」

誠「部外者とは心外だな｡ミス研部長の俺に断りもなく七瀬を勝手にスカウトしたのはどっちだよ!」

蔵「まぁまぁ､いいじゃないか｡
見学者ってことで｡
よし!じゃあ､撮影始めるぞー！」

星「あっ､でもまだ脚本の泉谷先輩が…」


蔵「あぁ､アイツは抜きでいいよ｡準備お願い」

星「はい」


蔵「はい､じゃあシーン7の段取りを確認しようか｡七瀬さんはコッチ」

美「はい!」


美雪先輩は蔵沢先輩のもとに駆け寄る

蔵「まず主演の女子高生のマミが舞台女優を夢見て母校の体育館の舞台を見つめるシーン」

美「はい」

蔵「はい､じゃあ体育館の地明かり消して〜」

蔵沢先輩の呼びかけに電気が消える

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