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143. ページ48

災害対応に追われ大量のカルテと向き合う生活
にも慣れてきた頃…

A「ケホケホ…んー」
みほがじーっとこっちを見てくる

それを無視してカルテ整理を進めるが…

緋山「ねぇ…A?ちょっとこっちきて」

みほに着いて行くと案の定外来診察室…

緋山「はい、ここ座る」

有無を言わせない顔で見てくるから素直に座ると
聴診器を出して早くしろと目で訴えてくる

多分喘鳴が思っている以上に酷いのだろう…
みほの顔が険しくなっていく

緋山「いつから?」

A「今日の朝。季節の変わり目でやられたのかな…」

緋山「喘鳴酷いし、あんた熱あるでしょ?体温測ってみ?」

そう言われて測ってみると37.6度

緋山「家に帰らせるのは余震とか色々怖いから、
仮眠室でいいね?点滴して休んでなさい」


A「はーい。こんな時に役に立たなくてごめんね…ケホケホ」

緋山「…横になるのキツイ?」

A「枕何個か…ケホケホ…
貰っていい?ケホケホ」

悪化してる気しかしない…
ずっと背中をさすってくれているみほを
見るとめぐちゃんに電話を掛けている

緋山「あー、白石?Aの喘息酷いからちょっと
戻るの遅くなる。なんかあったら呼んで!」

みほに甘えたくなって、みほに寄りかかるように体重を預けると驚いた顔でこっちを見てくる

緋山「どうした?しんどい?え?」

A「大丈夫。ケホケホ…少しこうしてていい?
みほのそばにいると落ち着く」

緋山「いいよ…」

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玄ちゃん(プロフ) - 喘息の漢字間違えてますよ。 (2018年9月18日 8時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 彗星さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2018年9月9日 12時) (レス) id: 068f40dea5 (このIDを非表示/違反報告)
彗星 - とてもとても面白いです!!こんな小説待ってました!続きがきになります!更新頑張ってください!! (2018年8月28日 20時) (レス) id: fcd67c983f (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうだいじょうぶですか?しんぱいです。 (2018年8月10日 14時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
土屋柚子(プロフ) - 前から楽しみに読んでいます! (2018年6月7日 22時) (レス) id: f6bf26acb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もなか | 作成日時:2018年2月3日 23時

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