138. ページ43
-コンコン
冴島「緋山先生、持ってきました！」
緋山「ありがとう。A背中はどうするか考えておくから、とりあえず先に点滴繋いじゃうね。」
A「うん…」
冴島「背中？」
はるちゃんが、背中のことに反応した…
緋山「あー…また我慢大会開催してたっぽくて、
地震起きた時に背中に点滴やらなんやら当たったらしくて痣になってる…」
冴島「冷やさないんですか？」
緋山「お腹が張ってるから冷やすとね…よくないから…」
冴島「なるほど…A、湯たんぽ要る？」
A「はるちゃん…ありがとう。お願いしてもいい？」
何も言ってないのに分ってくれるはるちゃん、
すごいなーと思っていたら耕ちゃん呼んでくる話になり…
緋山「あと、藍沢様子見て大丈夫そうだったら連れてきて」
冴島「了解。」
A「え？耕ちゃんはダメだよ…私にみほもはるちゃんも耕ちゃんもついてる余裕ないでしょう？」
緋山「あんたの旦那は誰？患者に何かあった時伝えるのは？」
A「…はい」
抵抗も虚しく…耕ちゃんも呼んでくることになってしまった…
緋山「ごめんね。よろしく。」
冴島「はい。」
そういってからはるちゃんが仮眠室から出ていった
緋山「わかってると思うけど、張り止めの点滴入れるってことは動悸とか副作用がある。副作用しんどかったら言うんだよ？心拍数120は超えないように調整はするけど…」
A「うん…ありがとう。」
緋山「あと、お母さんとお父さんには無事だって連絡しておくね。お腹のことは聞いておく？双子の妊娠経験者としてお母さんに…」
A「今の状態でお腹のこと言ったら更に心配かけちゃうからいいよ…」
緋山「そう。」
-ガチャ
大きい音を立ててドアが開いた
藍沢「Aは？」
冴島「湯たんぽ持ってきたよ」
A「耕ちゃん…ごめんね。
はるちゃんありがとう。」
緋山「お腹の張りが酷いから、張り止めの点滴を入れてる。副作用で動悸とか出るから、心拍数には注意してほしい。
本当なら入院させたいところだけど今の状況で1床確保することは正直厳しいから、しばらくは仮眠室で様子を見ることになりそう。」
藍沢「あぁ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 718人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玄ちゃん(プロフ) - 喘息の漢字間違えてますよ。 (2018年9月18日 8時) (
レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - 彗星さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2018年9月9日 12時) (レス) id: 068f40dea5 (このIDを非表示/違反報告)
彗星 - とてもとても面白いです！！こんな小説待ってました！続きがきになります！更新頑張ってください！！ (2018年8月28日 20時) (レス) id: fcd67c983f (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうだいじょうぶですか？しんぱいです。 (2018年8月10日 14時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
土屋柚子(プロフ) - 前から楽しみに読んでいます！ (2018年6月7日 22時) (レス) id: f6bf26acb3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もなか | 作成日時：2018年2月3日 23時
