コード・ブルー命の輝き (ページ4)

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レスキュー「先生方！安全確認取れました！」

A、冴島「はい！」

レスキュー「先生方足元と頭上に気をつけてください！」

冴島「あっ！」
後ろを歩いていたはるちゃんが足を取られて倒れてきてそれに巻き込まれ運悪く斜め前にあった柱に頭をぶつけてしまった

A「いたた…はるちゃん？大丈夫？」

冴島「A！ごめん！私は大…って頭から血出てる！大丈夫？ちょっと診せて」

A「こんなの大丈夫！大したことないって笑心配しすぎだよ。早く診なきゃ」
そう言われてみると血が伝ってる感覚があり
患部に自身の血液を垂らすわけにはいかないので
ガーゼを当てて手早く応急処置をした

A「はるちゃん、小児用チューブってある？」
生憎持ってるのは大人用の救命バックしかない…ある確率はかなり低い…

冴島「ないと思うけど…あっ！待ってあった！」

A「ありがとう！とりあえず山車の上のって上からアプローチする」

挿管し全身初見を確認していくが…

A「瞳孔左右差ある…できないこともないけど…耕ちゃん呼んだ方が確実…はるちゃん！私のスマホで耕ちゃんにかけて呼んでもらっていい？」

耕ちゃん…出て…お願い

冴島「藍沢先生。今A先生と山車の間に挟まれた子供見てるんですけど、私が躓いてA先生巻き込んじゃって柱に頭をぶつけてしまって「はるちゃん！それはいいから患者さんのこと！」すみません。子供は瞳孔左右差あってA先生が藍沢先生の方が確実だからって言っているのでこれますか？」

藍沢「分かった。行く。冴島…Aは大丈夫なんだよな？」
A…大丈夫だよな…

冴島「治療優先してて診させてもらえてないんです。すみません。」

しばらく治療していると、
藍沢「A！」

A「耕ちゃん！意識レベルがちょっと前に300まで落ちた。たぶん脳ヘルニア」

藍沢「了解。場所変わる。Aは大丈夫か？顔色悪いぞ。無理するな。冴島白石に連絡入れておけ」

A「大丈夫だって、耕ちゃんがいればここ大丈夫だし私は他行くね！冴島さんも連絡入れなくていいから」

藍沢「お前は…」

聞こえていたが聞こえてないふりをして民家を出ると太った女性の腰あたりから出血してるのが目に入った。