コード・ブルー命の輝き (ページ17)

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なんだかんだでバタバタとしていた救命も昼過ぎには落ち着きみんながお昼へと向かう中、Aは医局で作業をしていた

緋山「Aお疲れ！久しぶりの救命はどう？」

A「みほ！いやーやっぱり命の最前線って感じするけど今の救命じゃかなり不安だね～。フェローたち育てないと…黒田先生もこういう思いで私たちのこと育ててくれたのかな？」

緋山「そうなんじゃない？最近もAは連絡とってるんでしょ？てかお昼は？」

A「この子がいることわかって救命に戻るっていうことも含めて報告したよ～」

緋山「そっかそっか。てか昼！食べたの？」

A「んー？食欲ないの…気持ち悪い…」

緋山「水分は？取れてる？」

A「水も匂いが気持ち悪くて、、飲めてません」
少しずつみほの顔が怖くなっていくのを感じてつい声が小さくなる…

緋山「点滴入れておく？Aが倒れたらみんな心配するだろうし」

A「んー？大丈夫だよ」

緋山「あんたに拒否権なし！白石には連絡入れておくからおとなしくおいで」

A「…あーい。」

みほに連れられ点滴をしてもらっているが…

緋山「あんた水分取らなさすぎ！血管浮き出てこないんだけど…どんだけ我慢してたの？ここ3日の食事は？」

A「…はい。だって気持ち悪くて食べられないし食べたら吐くし食べない方が楽だったんだもん、、一昨日はグレープフルーツとゼリー昨日はスイカとゼリー今日は何も」

緋山「そんな体で働いてたの⁉つわりで仕方ないにしてもこれは少しひどすぎ…とりあえず体重測って」

A「あーい…」
そう言って体重を測ると…40.2kg

緋山「はぁ、、その体重はない。初診から1週間で3㎏も落ちてるじゃん…あんたも藍沢も医者でしょ？なにやってんのよ…」

A「ごめんなさい。でもほら、身長もみほみたいに160あるわけじゃないし…私153だよ？そう考えたらまだ大丈夫だって…それに耕ちゃんは悪くないよ？ここのところ一緒になる時間なかったし…」

緋山「そう…エコーしておく?」

A「あー恥ずかしいからいいよ」

緋山「なにを言ってんだか、、これから残りの30週どうすんのさ笑赤ちゃんみたら食べなきゃって思うかもよ」

A「んふふ。それでも恥ずかしいもんは恥ずかしいの！赤ちゃん見たい…」

緋山「じゃあ準備してくるからAも準備してちょっと待ってて」