検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:3,916 hit

1話 ページ2

『…あ、服は用意されてんのね』

女性用のサスペンダー付き短パンと、品の良いブラウス、ボーダーソックスに、ベルト付きブーツ、白フード…何やこの組み合わせ。でもそれ以外に着るものが無いので文句は言えない。下着を付け、いそいそと着替える。

あ、棒付き点滴がある。武器にしよう…。

ゴロゴロと点滴を動かしながらフィールドを彷徨う。
う〜ん…廃病院か。もしかしてぼくはここに入院してて…寝てる間に廃墟になった…とか?

暫く歩き回ると、外?に通じている扉らしきものが見えた。扉は開いている。出た所でだけど、ずっと病院に居る訳にはいかないもんね。

風を読みながら、点滴を動かして共に外へ出る。
段々白い光が視界を覆い、前が見えなくなっていき、
私の意識も遠のいた。

ーーー

「おはよう、氷室さん」

『…おはよう…ございます?』

気がついたら先程居た病室よりも明らかに綺麗な病室に居た。点滴くんはぼくに刺さっている訳じゃないが健在。…何処かの入院患者なのかなぼく。事故にあって、記憶喪失になって変な夢を見ていただけなのかな?

『あの、氷室はぼくの名前ですか?』

「えぇ。氷室Aさん。私はエミリー・ダイアーよ。よろしくね」

…氷室A? 響き的に東洋人か。

2話→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

寧彩(プロフ) - イヴさん» そうみたいですね!でも夢主ちゃんは実は纏足されてる…みたいです。本来なら普通サイズになっていたと思われます (2020年8月9日 19時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 夢主ちゃん足ちっちゃいんだw自分と一緒でビックリしたw20センチから成長しないのよね (2020年8月9日 18時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:寧彩 | 作成日時:2020年6月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。