7話 ページ8
『…う…、走りにくいっ‼』
なんだかんだで初試合。でも全く何も出来てない‼
暗号機を触っていたら小さい子…この子がハンター？まぁそれがいきなり現れ、魔方陣をうっかり踏んづけたら手首に変なポンポン付いたし、いきなり寄生されるし…嫌ぁぁぁ‼
それにぼくは点滴を常に持っており、これを手放せない上に、足が小さいのだ。ぼくの身長でこの大きさはバランスが悪いから、まるで纏足をされて意図的に小さくされたみたいだけど、そこまで小さくは無い。一応走れる。まぁ後は体力が無いだけなのもあるんだけどね！
今は仲間がチェイスを代わってくれたのだが…いつまでもつかはわからない。暗号機解読は残り3つ。ぼくはお薬投与で解読速度を上げているが…調整失敗で薬が切れたら何もできなくなる。とりあえずここは完了させて…やべっ、バチる‼
すると近くでビビッと電気が走る音が響く。確か「囚人」さんの…2台解読ね‼ナイスナイス！ほぼ同じタイミングで解読を完了させ、残り1台。傭兵さん…ワンパン喰らってる…‼
まだぼくは殴られたとは言え、治療済みだし椅子に座らされていない。助けに行ける…かな？解読役の「囚人」さんが居るし、更に加速効果のあるオルゴールを持つ踊り子さんも居るし…いけるよね‼
ぼくは「頑張れ！持ちこたえろ！」と信号を飛ばして、彼の逃げ回る場所に向かった。上手いことまけたら寄生？も剥がせるかもだし、治療もできる…かも‼
という考えも虚しく、傭兵さんは風船に繋がれた。
…う〜。救助狩りに遭いそう…椅子に繋がれる前に助ける方法は…あ‼ そうだ！お薬‼
『傭兵さん‼ これ、吸わないようにして‼』
小さい子にこんなの投げたく無いけど…眠るだけだし‼
「キャァッ⁉」
「囚人」さんの放電とは違うから、これで風船から逃げられる訳では無い。けど…眠気で歩くのはかなり遅くなるし、攻撃も出来なくなる。この間に必死にもがいてくれたら…。
「っ、と…‼」
口元を片手で覆い、くるりと体を捻らせた傭兵さんは風船状態から上手く逃げられたらしい。その後サイレンが響き、ゲート解放ができるようになった。
あれ？傭兵さん何で回復してるんだろ…ま、いっか。
逃げよう〜。
ーー
夢主の一人称が「私」になってたら指摘お願いします…
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寧彩(プロフ) - イヴさん» そうみたいですね！でも夢主ちゃんは実は纏足されてる…みたいです。本来なら普通サイズになっていたと思われます (2020年8月9日 19時) (
レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 夢主ちゃん足ちっちゃいんだw自分と一緒でビックリしたw20センチから成長しないのよね (2020年8月9日 18時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧彩 | 作成日時：2020年6月21日 0時
