26日目 ※納棺師視点 ページ29
癖の強い人達が多いこの荘園に来てから、社交恐怖症、という訳で人目を避け続けていた。
すると、皆自分に対して無関心なのか、それとも察してくれてなのか、あまり誰も僕に話しかけては来なかった。これで良い。1人の方が性に合う。
その為昨日の事は本当に心臓が止まってしまうのではないかと考える程の事である。
出会って間もない人に普通あのような事を聞くだろうか。というか何故僕がいつも居ない事に気がつくのだろう。ぞわり、と背中を何かが登るような感触に襲われる。
早めに寝て明日もまた早起きしなければ、と言い聞かせ、自室のシャワー室でシャワーを浴び、ベッドと布団に身体を挟み込んだ。
＿＿＿
朝起きて足早く食堂に向かえば、何故かそこに昨日廊下でぶつかった例の彼女が座っている。
昨日の朝は居なかったから彼女も自分と同じく…という訳ではないだろう。しかも何を思ったか初対面の自分に自分が作った朝食をよこしたのだ。
無論断った(つもりだ)が、彼女の一言によって決意を固め、仕方なく貰う事にした。
だが、その朝食は想像を遥かに超える美味しさだったが、あまりゆっくり食べていたら誰かが来てしまいそうだったので、少し残念に思いながら彼女の作ってくれた朝食を素早くかきこむ。
彼女が自分の分を作り終わる頃には食べ終わったので食器を片して食堂を出ようとした。
でも流石に何も言わずに立ち去るのは失礼だと考え、礼を言ったものの、上手く彼女に伝わっただろうか。
「美味しい朝食をありがとう」と
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もちこ - 作者さん、至れり尽くせり(？)で好きです() ぜひ夢主とイライちゃんの絡みを見たいです...お願いします...！ (2020年12月22日 1時) (
レス) id: 39ef54da9c (このIDを非表示/違反報告)
寧彩(プロフ) - すみれ＠自由人さん» ありがとうございます！ (2020年5月15日 10時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
すみれ＠自由人(プロフ) - このお話とても面白いです！ 好きです！← (2020年5月15日 6時) (レス) id: 87f53a63fa (このIDを非表示/違反報告)
寧彩(プロフ) - 翠柘榴さん» 納「！！…っ、僕も…です…」 (2020年4月11日 23時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
翠柘榴(プロフ) - イソップ君そういうところあるよね、可愛い。好きだよ（唐突な告白） (2020年4月11日 23時) (レス) id: 75b21b0769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧彩 | 作成日時：2020年4月7日 21時
