80日目 ページ41
「おや、貴女の髪の色が変わっていますが…。その色も良いですね。新しい衣装も似合ってますよ」
『ありがとう…ございます？』
荘園主の部屋を抜けた後、廊下でリッパーさんに会うや否や、外見の変化を指摘された。髪の色が違う？あの子…と言っても私自身みたいなものだけど、あの子とお揃いじゃなくなっちゃったんだ。
「ですが何か足りませんね…。丁度渡したい物があったので来て下さいますか？」
キッと私は彼を見る目を変える。人について行くのは怖いのだ。しかも周りには誰もいない。
「そう警戒しないで下さい。取って食べたりはしませんよ」
『…本当ですね？』
何かあったら対応できるように、スカート越しに左脚にある武器を撫でるように触った。そこにはかつてあの子が愛用していた包丁がある。彼にこれが通るかほわからないけれど、怯ませる力はあるかもしれない。
…何かあったらこれで…。
なんて事を考えながら私はリッパーさんの部屋で、出てくるのを待った。そう長い時間はかからず、薄い箱を持って彼は出てきた。
「サバイバーだった時の貴女が私の仮面を褒めて下さったので…。今の貴女も気に入って下さると良いのですが」
そういえばそんな事もあったなぁ。確かに仮面は良い。表情を表に出さずに済むし、あの子に何も見せなくて済む。開けても良いかを尋ね、そっとリボンを解く。中には不気味な笑みを浮かべる仮面がこちらを見ていた。
…良いかも。一目で気に入った。私は礼を言って直ぐに身につけた。
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寧彩(プロフ) - 音琥さん» いえいえ！わかりにくい話ですみません… (2020年5月2日 16時) (
レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - 嗚呼...成程。最初に残機を用意してもらっていたのでそこはノーカンだと勝手に解釈してました....こちらこそ、何だかすみません、（） (2020年5月2日 16時) (レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - トラウマスイッチが入った後ハンターに攻撃されたんですか？（）納棺師は...？（）すみません、描写がないので少し気になって....（ぽっと出が批判めいたこといってしまってすみません.....。。。） (2020年5月2日 15時) (レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
寧彩(プロフ) - 音琥さん» ありがとうございます！直します！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - 75話が公開されてないみたいですよ、（） (2020年5月1日 22時) (レス) id: 521022073c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧彩 | 作成日時：2020年4月15日 0時
